『ブギウギ』趣里から『虎に翼』伊藤沙莉に朝ドラバトンタッチ「沙莉ちゃんなら絶対大丈夫」「最後まで走りきろうとあらためて思いました」

ドラマ
2024年03月15日
連続テレビ小説『ブギウギ』『虎に翼』バトンタッチセレモニー 左から)伊藤沙莉、趣里 ©NHK

連続テレビ小説(NHK総合ほか 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)のバトンタッチセレモニーが東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、『ブギウギ』(3月30日(土)最終回)主演の趣里と『虎に翼』(4月1日(月)放送開始)主演の伊藤沙莉が登壇した。

バトンタッチセレモニーが行われたのは、『虎に翼』の猪爪寅子(伊藤沙莉)の自宅・中庭のセット内。まず、『ブギウギ』で主人公・福来スズ子役を務める趣里が「撮影中は毎日のようにキャストやスタッフの皆さんとお会いしていたので、今はとても寂しい気持ちです。『元気かな?』と皆さんの顔を思い浮かべながら、かけがえのない時間を過ごすことができたのだと感じています」と撮影を振り返った。

そして『虎に翼』で猪爪寅子役を務める伊藤沙莉は、これまでの撮影について「キャストやスタッフの皆さんに支えられながら、とても楽しい日々を送っています。撮影現場は和気あいあいとした雰囲気に包まれており、幸せでぜいたくな時間を経験させていただいています」と。

また、伊藤から「撮影中で一番大変なことはなんでしたか? またどうやって乗り越えましたか?」と問われると、趣里は「どれが一番と言えないくらい、お芝居も歌もダンスもまんべんなくやってきました。なので、気づいたら終わっているという感じでした(笑)。大変なのは自分だけじゃなく、キャストやスタッフの皆さんも大変なんだと思いながらやっていました」と明かした。

連続テレビ小説『ブギウギ』『虎に翼』バトンタッチセレモニー ©NHK

そして、ドラマゆかりの品のプレゼント交換コーナーへ。趣里からは「『ブギウギ』舞台地の1つ、東かがわ市の讃岐和三盆は、サトウキビを原料とし、深みのある上品な甘さが特徴で疲れた時にぴったりです。今回は『虎に翼』に合わせて特別に虎型とロゴを和三盆に入れてもらいました。さらに東かがわ市は“手袋のまち”でもあり、香川県の伝統工芸品『保多織(ぼたおり)』を使用した、手にフィットする革手袋に沙莉さんのお名前の刺しゅうを入れました。まだまだ撮影が続く伊藤さんに心からのエールを込めて贈ります」と、東かがわ市の讃岐和三盆と手袋が贈られた。

伊藤はプレゼントを受け取り、「讃岐和三盆の虎の模様がかわいいですね。手袋に私の名前が刺繍で入っていて、とてもうれしいです。大切にします」と応えた。

連続テレビ小説『ブギウギ』『虎に翼』バトンタッチセレモニー ©NHK

伊藤からは『ブギウギ』と『虎に翼』をモチーフにした特製ケーキが贈られた。「『ブギウギ』の華やかなステージをケーキに見立て、トラ柄の衣装に身を包み、翼を携えたスズ子さんとともに、今回『虎に翼』のロゴやメインビジュアルを担当してくださった三宅瑠人さんと岡崎由佳さんによる番組キャラクターの『トラつばちゃん』をあしらっています。約1年間の撮影を終えた趣里さんに、『お疲れ様でした!』の気持ちを込めて贈ります」。

趣里は「『ブギウギ』と『虎に翼』が交わって一つになっていて、とてもうれしいです。もったいなくて、食べられないですね(笑)」と語った。

バトンタッチを終えると、趣里は「無事にバトンタッチセレモニーを迎えられてホッとしているのと同時に、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです。今日沙莉ちゃんに会って、ますます『虎に翼』が楽しみになりました。沙莉ちゃんなら絶対大丈夫なので、何かあったら言ってください!」とエール。

伊藤は「お父さん役の岡部たかしさんから、『趣里ちゃん頑張ってるよ』ということをよく聞いていましたし、毎朝の放送を見て、本当にかっこいいなと思っていました。いま趣里さんから直接バトンをいただいて、最後まで走りきろうと、あらためて思いました。これからも頑張ります」と意気込んだ。

連続テレビ小説『ブギウギ』『虎に翼』バトンタッチセレモニー 左から)伊藤沙莉、趣里 ©NHK

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

2024年度前期 連続テレビ小説『虎に翼』
NHK総合ほか
2024年4月1日(月)より放送開始
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

©NHK