『真剣』オーディション合格者・羽谷勝太が『君とゆきて咲く』出演決定!「勇気を届けられる作品にしたい」

ドラマ
2024年04月11日
『君とゆきて咲く~新選組青春録~』©テレビ朝日

前田拳太郎と奥智哉がW主演を務める、4月24日(水)スタートの『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(テレビ朝日 毎週水曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く)に、『真剣 SHINKEN』オーディションから合格者・羽谷勝太の出演が決定。コメントが到着した。

4月24日、水曜深夜の「スーパーバラバラ大作戦」枠で開幕する、シン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』。そのメインキャストに加わる1人を選出すべく、テレビ朝日では1月から『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」~新選組への道~』を展開。

そして4月10日に放送された特番にて、オーディションバトルを勝ち抜いた合格者が決定。新進俳優・羽谷勝太が、新選組の新人隊士・南無之介(なむのすけ)を演じることが発表となった。

『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏の隠れた名作「新選組」を初映像化&2クール連続放送で送る一大プロジェクト。

歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(前田)と深草丘十郎(奥)。彼らは熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることに…。

彼らがたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人が美しくも鮮烈に描写。

斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な剣舞を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルにつづっていく。

『仮面ライダーリバイス』(2021年~2022年)で共演した前田×奥という気鋭の若手2人がW主演を務めるほか、簡秀吉、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、高野洸という豪華実力派キャストの出演がすでに発表されている。

そのメインキャストのひとりを決めるべく開催された『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」~新選組への道~』には、総数約800名が応募。

ミュージカルや特撮作品への出演経験を持つ新進俳優や、TikTok、YouTubeなどを舞台に活動するSNS界の猛者、頂点を極めたことのある元スポーツ選手をはじめ、演技未経験ながら光るものを秘めた“超原石”、追い詰められた状況から光明を見いだしたいと願う“崖っぷち参加者”までさまざまなバックボーンを持つスター候補が集結。個人演技、殺陣、ダンス、団体演技など約3カ月間に及ぶオーディションバトルで火花を散らしてきた。

最終審査では、それまでの試練を勝ち抜いてきた4名が、前田と奥の主演2人も参加して行われた演技審査で激突。俳優歴約2年の羽谷がオーディションの集大成ともいえる熱演を見せて審査員の心をつかみ、見事メインキャストの座を手にした。

『君とゆきて咲く~新選組青春録~』羽谷勝太 ©テレビ朝日

現在27歳の羽谷は、登録者数180万人超のYouTubeチャンネル「あめんぼぷらす」の“しょーた”として人気を獲得しつつ、2022年からは俳優としても活動を開始。日曜劇場『下剋上球児』(2023年/TBS)にも出演し話題を呼んだ。

彼の活力の源は“俳優という仕事への愛”。このオーディション中も自分の長所や短所など表現に役立つものは日々ノートにまとめるなど、実直に演技に向き合ってきた。“超”がつくほどの努力家でもあり、1年間毎日欠かさず“泣く練習”を続けるなど、生活のすべてを演技に捧げてきた。

そんな羽谷が『君とゆきて咲く~新選組青春録~』で演じるのは、けんかっ早いが実直な性格で、剣の腕も立つ新人隊士・南無之介。幼い頃から仕えていた武家が取りつぶしに遭い、生きるために新選組に入隊した過去を持つという設定のオリジナルキャラクターだ。

羽谷は「オーディションで選ばれたときは頭が真っ白になって何も考えられなかったのですが、俳優を始めたときから時代劇にはずっと出たいと思っていたので、達成感とこれから始まるぞっていうワクワクがどんどん込み上げてきて、とにかくうれしかったです」と、出演が決定したときの心境を告白。

南無之介の心情を深く理解するために“役作りノート”を作成していることも明かし「脚本には描かれていない、南無之介とほかのキャラクターとのストーリーや思い出を日記のように書いているんです。それを彼のバックボーンとして生かしながら演じています」と、まさに“実直”に役柄に向き合っている。羽谷のコメント全文は下記に掲載。

羽谷勝太 コメント

◆出演が決まった際の率直な感想を教えてください。

正直、最終審査は心臓バックバクで、選ばれたときは頭が真っ白になって何も考えられなかったです。でも俳優を始めたときから時代劇にはずっと出たいと思っていたので、ひとつの達成感と“これから始まるぞ!”っていうワクワクがどんどん込み上げてきて、とにかくうれしかったです。

◆ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。

僕が演じる南無之介は、後先考えずに本能で動く男。真っすぐな性格で、不器用なりに全力で頑張る隊士だと思います。言葉よりも気持ちや行動で伝えるタイプなので、情緒が激しいですね。でも、そこにつながるバックボーンを自分の中で細かく明確に作るようにしています。実は、脚本には描かれていない、南無之介とほかのキャラクターとのストーリーや思い出を日記のように書いて“役作りノート”を作成しているんです。それを彼のバックボーンとして生かしながら演じています。

◆時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?

この作品は時代劇ではありますが、現代に寄り添うような時代劇。“もしこの時代がこんな感じだったら”という感じで楽しんで見てもらえるのではないかなと思います。だからこそ難しさを感じるのは、演じる際の“あんばい”。“現代寄り”の時代劇ですが、せりふは現代のリアルな会話調ではなく、“時代劇寄り”に掛け合わせて発していく…という感じで、そのあんばいにはとても気をつけています。

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

めっちゃ楽しいですよ! 男だけの現場ということもあってたわいのない話題でみんなで盛り上がって、毎日撮影に行くのがすごく楽しみです。主演のお2人、前田拳太郎君、奥智哉君とは一緒のシーンが多いので、演技の話もしますが、やっぱりたわいのない会話が一番盛り上がります。僕は役作りで増量し筋トレもしているので、“こういうトレーニングがいい”とか、“間食はこんなものがいい”…とか、そんな話をよくしています。

◆視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します!

時代劇ファン、新選組ファンの皆さんに楽しんでもらいたいのは大前提ですが、今まで時代劇は難しくてあまり見てこなかった方にも楽しんでもらえる作品にしたい。キャラクター1人ひとりがとても美しくすてきに描かれているので、絶対に楽しんでいただけると思います。それぞれの信念を胸に全力で生きた隊士たちの姿を見て、“自分も頑張ろう”と勇気を届けられる作品にしたいですね。

番組情報

『君とゆきて咲く~新選組青春録~』
テレビ朝日 ※一部地域を除く
2024年4月24日(水)スタート
毎週水曜  深夜0時15分~0時45分

©テレビ朝日