吉沢亮が『ばけばけ』で2度目の朝ドラ出演 英語教師役で「台本が思っていた2.5倍くらい英語だった」

ドラマ
15時間前
吉沢亮
吉沢亮

髙石あかりがヒロインを務める2025年後期連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合ほか)に、吉沢亮の出演が決定した。

連続テレビ小説第113作となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語を描く。脚本はふじきみつ彦。実在の人物である小泉セツ(1868-1932)がヒロインのモデルとなるが、大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描かれる。

このたび、新たに吉沢亮の出演が決定。吉沢が演じるのは、松江随一の秀才で、「大磐石(だいばんじゃく)」の異名を持つ錦織友一。松江中学で英語教師を務め、外国人教師として松江にやってきたヘブン(トミー・バストウ)を公私でサポートする。トキ(髙石あかり)とも奇妙な縁で知り合い、深く関わっていく。

吉沢亮 コメント

朝ドラに出演させていただくのは『なつぞら』以来二度目です。
「英語教師なので、それなりに英語をしゃべります」とは言われていたのですが、台本を頂いたら思っていた2.5倍くらい英語だったので焦りつつ、現場の温かい空気感の中、楽しくお芝居をさせていただいています。
時代の変革期、変わり続ける文化や常識を面白がれる者、受け入れられない者、受け入れる他ない者。
翻弄されながらも各々の宝物を握りしめ大いに笑ったり、たまに泣いたりしちゃう人たちの物語です。ぜひお楽しみに。

髙石あかり コメント

吉沢さん演じる錦織は、きっとこの先、トキとヘブンの二人にとって言語や心をつなぐ懸け橋のような存在になるのだと思います。
先日、錦織とトキの出会いの場面を撮影しました。
カットがかかる度に笑いが起こり、本番中なのにどこからかスタッフさんの笑い声が…。
そんな、はちゃめちゃで楽しい大好きなシーンとなりました。
皆さんにお届けできる日が本当に楽しみです!

制作統括・橋爪國臣 コメント

錦織友一という役は、明治時代の松江の偉人の一人である西田千太郎さんがモデルです。
小泉セツさんとハーンさんにとってかけがえのない特別な存在でした。
そんな大切な役だからこそ「この方にお願いしたい」という強い思いで、企画の早い段階で吉沢亮さんに出演をお願いしました。連続テレビ小説『なつぞら』や大河ドラマ『青天を衝け』でご一緒した際に、ご本人の役に対する真摯な向き合い方や深く濃密な役作りをなさる姿に心打たれました。日本を代表する俳優の一人だと思っています。
英語教師でもあり、ヘブンの通訳でもある錦織は、セリフの多くが英語です。吉沢さんには出演が決まってから毎日のように英語のレッスンに取り組んでいただいています。
先日、衣装合わせでお会いしたときには既に短髪になさっていて、まるで明治時代の西田千太郎さんがそのまま現れたかのようで、あらためて役への深い理解と熱意を感じました。
吉沢さんが命を吹き込む錦織友一という人物が、一体どのような深みと感動を物語にもたらしてくれるのか。きっと心に残る素晴らしいシーンをお届けできると確信しています。

『ばけばけ』あらすじ

明治時代の松江。松野トキは、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。
とても貧しい暮らしをすることになってしまう。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキの元に、ある仕事の話が舞い込んでくる。それは、松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意する。
その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのだった。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされる。ところが、お互いの境遇が似ていることに気が付き、だんだんと心が通じるようになっていく。しかも、二人とも怪談話が好きだった。
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まる。

番組情報

2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』
2025年秋から放送

作:ふじきみつ彦
出演:髙石あかり、トミー・バストウ
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史

©NHK

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