「今回の北川景子はあんまり見たくない」大泉洋×松田龍平「探偵はBARにいる3」製作発表会見詳細リポート

エンタメ総合
2017年02月03日

100729_01_R 探偵・大泉洋×相棒・松田龍平「探偵はBARにいる3」(2017年冬全国公開予定)が製作決定。これに先駆け、都内で製作発表会見が行われ、主演の大泉、松田と新ヒロインを務める北川景子が登壇した。笑いに包まれた会見の模様をリポート。

 前作「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」から4年ぶりに“探偵”を演じる大泉は「前作が終わったときから、3をやることは決定していたのですが、より良いものをということで、ついに今その時がきたなと高揚しております」とコメント。いっぽう相棒・高田役の松田は「大泉さんが忙しくて出来なかった3が、大泉さんのせいで出来なかった3が…」とあいさつを始めると「いや、違う!全く違う!」と否定し、TBS系火曜ドラマ『カルテット』に出演する松田に対し「あなたこそ、大丈夫なの、連ドラやってるじゃん!もう(撮影)入るんだよ」と大泉が反論するという多忙な2人ならではのトークから会見がスタート。これには「そうですね、バイオリンを弾いたりしながら、アクションやろうかと」と答え、「勘弁してよ、なんで連ドラ受けるの?こっち決まってるのに」と文句を垂れる大泉をよそに「とにかく嬉しいです」と通常運転の松田。

そんな2人を翻弄するヒロインを演じる北川は「つい15分ほど前に、大泉さんと松田さんとの初対面を果たしました。出来上がってるシリーズに参加するので少し緊張もありますが、私自身もファンなので本当に楽しみです。謎めいた役はあまりやったことがなかったので新たな挑戦にもなりますし、本作の男にしかわからないロマンのような世界観を現場で見られるのは嬉しいです」と喜びを語る。

2月中旬より撮影がスタートするということで「僕はやっぱり松田君のスケジュールが…。彼はロケで、3、4日撮影が空いても居続けるくらい北海道が大好きなんですよ!で、どんだけ北海道満喫してるのかと思いきや、ホテルから1番近いラーメン屋で毎日食ってるっていう」と前作の撮影エピソードを披露する大泉。松田も「北海道に行きたくてやってる映画ですから…」と言い、大泉には「それはちょっと…若干誤解を生むでしょ」とツッコまれながらも、松田いわく北海道マスターの大泉との食事や北海道ならではの肌寒さを楽しみたいが、本作では自身の役柄・高田に“負ける相手”が現れるという設定なのであまり楽しめないかもしれないとのこと。

また、お互いの印象を「松田君若返ったというか、ちょっと軽やかになった」(大泉)、「大泉さんは、初めて会ったときから作ってない自然なイメージのままですね」(松田)と語る2人について「大泉さんは面白くて優しい人、松田さんもナチュラルな人なのかなと。なんせ、まだお会いしてから15分くらいしか経ってなくて…」と恐縮ぎみの北川。北川の出演について大泉は「すごいですね、よく受けていただいたなというか。きっと振り幅がものすごくて大変な役。そんな北川景子は見たくないっていうシーンもありますもん」と。「確かに出てるシーンは結構強烈でしたね」と北川が返答すると、すかさず大泉は「映画の話題があなたのことばっかりになっちゃう!主演は私なんだから(笑)」と主張し、会場を沸かせた。

今作の台本を基にトークが繰り広げられる中、“まだ読んでない”と衝撃発言をした松田は「今日で始まるんだ、やばいと思ったので帰って読みます」と宣言。そんな松田を大泉は「まだ読んでないんだって。普通言う?自分のとこをぱらっとしか読んでないとか(笑)。僕と北川さんの会話とかも多分へ~ぐらいの感じで聞いてましたよ、きっと」とイジると、「今回は、シンプル。3だから面白くしようみたいに複雑にすることなく“探偵”の面白さの原点回帰というか…」と語りだす松田に、大泉を筆頭に会場全体が“読んでないのに”感が漂う笑いも。

“見どころや前シリーズとの違いは?”という質問には「3では“探偵”らしさは残しつつ、よりコミカルさが加わったかもしれない」という大泉と「登場人物の過去を含め、どんでん返しや依頼人と探偵との関係性などが見どころ」と話す北川。これには、大泉も「北川さんは受け答えがしっかりしていて賢い方なんですね。尾野真千子とは全然違います、あいつは俺の悪口しか言いませんでしたよ」と前作のヒロイン・尾野の話題にも触れ、いいヒロインを迎えられたと満足げな表情を浮かべていた。

そんな北川へ2人から“北海道での撮影の過ごし方”をアドバイス。大泉は「北海道は寒くて、滑る。あと監督にやれって言われたことを全部やるのは危ない、多少ゴネたほうがいい」と言い、「ごはんもおいしいから、たくさん食べちゃうよ。北海道は寿司もあるぞ、太っちゃうけどジムだってある。ウインタースポーツをしてしまうのも手かもしれない。うん、みんなでスキーしよう」とたたみかけるようにアドバイスを送る一方で、「僕のいきつけのラーメン屋さんを…」とマイペースにお薦めを紹介する松田。シリーズ3作目を迎えた探偵コンビを待ち望んでいたように、大泉、松田も楽しんでいるようなやりとりが続いていた。

最後に大泉が「待ちに待った『探偵はBARにいる3』がいよいよ始動します。業界の中でも期待が高く、面白いものになっていると思います。最高の映画にしますのでご期待ください」と意気込みを語った。

アジア最北の歓楽地である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描く本作。今作では、ある人探しをきっかけに闇社会を相手にさまざまな厄介ごとに巻き込まれていく。謎に包まれた悪女・モデルエージェンシーのオーナとの出会いから、事態はさらに悪化し、探偵と相棒・高田のコンビ存続の危機がー。

「探偵はBARにいる3」
2017年冬、全国ロードショー

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2024秋ドラマまとめ今日の人気記事ランキング