生田斗真、ゴスペラーズの生歌に大感激「歌、うまっ!」映画『彼らが本気で編むときは、』大ヒット御礼舞台あいさつ

映画
2017年03月08日

10614_01_R ec 映画『彼らが本気で編むときは、』の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、生田斗真、桐谷健太、荻上直子監督、そしてイメージソングを担当するゴスペラーズが登壇した。

 本作は『かもめ食堂』『めがね』などを手掛けた荻上監督の5年ぶりの最新作。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性・リンコ(生田)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷)。そんなカップルの前に現れた、愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)の3人がそれぞれの幸せを見つけるまでの心温まる日々を描く、実話がベースのオリジナル脚本。

「お陰さまでたくさんの方にご覧になっていただいて、すごくいい映画ともっぱら評判です(笑)。ありがとうございます」と感謝を述べた生田。同じ週に公開となった『ラ・ラ・ランド』を抑え、ぴあ映画初日満足度1位(2月25日ぴあ調べ)を獲得したことが発表されると「リ・リ・リンコという役を演じさせてもらってすごくうれしいです」とタイトルをもじった発言で会場を沸かせ「よし!ウケた!」と満足気。続く桐谷も「マ・マ・マキオとしてもうれしいですよね~」とのっかり、2人で『ラ・ラ・ランド』のポスターと同じポーズをノリノリで披露。桐谷は「みんな3文字でよかったね(笑)」とホッとした表情を浮かべた。

ステージには映画を鑑賞した人々からの感想・質問が寄せられたボードが登場。“鑑賞後、親に会いたくなり、お母さんの作るご飯を食べたくなりました。生田さんのお袋の味は何ですか?”という質問を問われると、生田は「僕も撮影をしながら自分の母親のことを思いました」と明かし、「母親がいつも僕ら息子たちに唐揚げを作ってくれていたんですけど、最近になって母親が鶏肉が苦手だったと知って。努力して一生懸命作ってくれていたんだなという、母の無償の愛を感じた」と感慨深けに語った。

イベント終盤に登場したゴスペラーズは「これほどの名曲を歌わせていただく機会をいただけてうれしかった。歌詞を読み返したときに、不幸な境遇や苦しみの中にいる人が前を向いて立ち上がるときには聞き手が必要なんだと改めて感じた。さらにこの曲が好きになった」(村上てつや)、「マキオさんとリンコさんが良いカップルすぎました。リンコさんが女の中の女って感じですばらしかった!」(黒沢)とコメントし、シンディー・ローパーの名曲をカヴァーした「True Colors」を生披露。「歌、うまっ!」と率直な感想を語った生田は桐谷から「そりゃあ、そうやろ!」とつっこまれ、「素敵な歌を本当にありがとうございました!」と改めて感謝の言葉を述べた。

笑って、泣いて、心温まる、人と人との絆を紡ぐ“編みものがたり”、映画『彼らが本気で編むときは、』は大ヒット公開中!

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