「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアーセレモニー」が東京・葛飾区の堀切水辺公園で実施され、スペシャルアンバサダーを務めるTOKIOの松岡昌宏とアンバサダーの柴田亜衣(オリンピアン・水泳)、葛飾区長の青木克徳、海沼理佐(パラリンピアン・ボッチャ)が登壇した。
都内62区市町村や東北3県など全国にオリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグを届ける「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアーセレモニー」は2016年10月からスタート。昨年11月には国分太一が東京・東久留米市、今年1月には城島茂が東京・町田市、長瀬智也が東京・北区を訪れた。
2008年の北京大会に出場したパラリンピアンの海沼にパラリンピックフラッグを受け渡した松岡は「デビューしてから9月で23年経ちますが、TOKIOという名前のグループに所属したことによって、こういうイベントに参加できることが出来たんだなと思うと感慨深いものがあります。みなさん一緒に盛り上げていきましょう!」とあいさつ。
5歳から水泳をやっていたという松岡は「やっぱり水泳競技はずっと見てました。個人戦もですけど、北島(康介)選手がああゆう形でメダルを取ったときは感動しました。色んな競技が違った感動を与えてくれるので、いつも楽しみにしている」とコメント。
競泳女子自由形の日本代表としてアテネ(2004年)、北京の2大会に出場した柴田は「とにかくたくさんの人たちがオリンピックを観に来てくれて、応援してくれたことがすごく心に残っています」と当時を振り返り、「選手のときもオリンピックはすごく大きな大会だなと感じていましたが、引退して直にオリンピックを見させていただいたことで選手だけでなく世界中の人々が会場の周りで盛り上がってくれているから選手も頑張れるんだと感じました。なので、ぜひみなさんにも東京オリンピック・パラリンピックを選手たちのものと捉えるのではなく、皆さんが盛り上げて選手をプッシュしてください」と呼びかけた。
最後に松岡は「日本全国がオリンピックで盛り上がると思います。まだ東日本大震災から6年、東京オリンピックのときは10年弱。熊本などの被災者の方も含めて色んな方が笑顔になれたらいいなと。選手の方たちはモチベーションを高めていただいて、僕らも僕らで出来ることをやって皆で東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げていけたらと思います」とメッセージを送った。