『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』吹替キャストが特殊メイクで成り切り

映画
2017年05月09日

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 5月12日(金)公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』3D吹替版のお披露目試写上映前に舞台挨拶が行われ、日本版吹替キャストの山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が登壇した。

 吹替キャストは全員が本格的な特殊メイクに挑み、役に成り切って登壇。主人公で、永遠の思春期リーダー、ピーター・クイルを演じる山寺は、愛用のカセット&ヘッドフォンで装いもキャラクターに寄せてノリノリで登場。凶暴な毒舌アライグマ、ロケットを演じる加藤は、アライグマにメイクアップ。純粋すぎて不思議ちゃんな新キャラクター、マンティスを演じる秋元は、触角をつけて特製衣装で登場。そして超絶カワイイ最終兵“木”ベビー・グルートを演じる遠藤は“木”の特殊メイクを施し、キャラクター同様衝撃の25センチサイズで登場した。

 成り切りメイクについて、山寺は「僕、もみあげだから 3分でした(笑)。クリス・プラットのようにイケメンに特殊メイクしてくれと言ったら逆に無理だと言われました(笑)。クリス・プラットは体格が良いんだけど自分は薄っぺらくて。でも演技だけは薄っぺらくなくやらせていただきましたのでよろしくお願いします!」と。

 加藤は「結構時間かけてやってきたのに、思いのほか反応薄かったな!(笑)。みんな1時間半くらいかかったよね!そして俺はロケットの衣装着てなかったら『キャッツ』みたいだよ!(しっぽを見せて)しっぽのフラッシュおかしいでしょ!でも今日は腹を決めました。これでいきます!」と会場を盛り上げた。

 遠藤は「俺自分の職業が分からなくなってます(笑)。本当はベビー・グルートはもっとかわいいの。でも原型がこれだからね…。今回はベビーだからかわいい声でと思って気持ち込めてやりました」と。

 紅一点の秋元は「映画を見た時から『似てるんじゃない?』と言われていたので、今日を楽しみにしてました!黒いコンタクトレンズをしているので、虫の感じが増してますよね。成り切れて良かったです!」と笑顔を見せた。

 本作について、山寺は「自分が高校生や大学生の時に聞いていた懐かしい曲がたくさんあるんです!青春の音楽がたくさん!でも、若い世代にとっても、こんなヒット曲があったのかと新鮮に聴けると思います。そんな楽しみ方もできる作品です!」と見どころを紹介。

 加藤は「グルートが小さくなったじゃないですか。だから、ベビー・グルートとロケットのやり取りを見てほしいですね。なかなか伝わらないやり取りが物語を面白くしてます!遠藤さんが『僕はグルート』って言えば何を言いたいのか今では分かりますよ(笑)」と。それを受けて、遠藤が「僕はグルート」と返すと、「早く帰りたいって(笑)」と通訳してみせた。

 遠藤は「ベビー・グルートが音楽に合わせてノリノリで踊るんですけど、その動きは、モーションキャプチャーを使ったジェームズ・ガン監督の動きなんです。あと、最後までベビー・グルートがたくさん登場するので、ぜひ注目してほしいです!」と。

 秋元は「マーベル作品で一番最初に見たのが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だったんですが、ヒーローなのにアライグマと木だったので驚きました(笑)。今回は、ベビー・グルートがめちゃくちゃかわいいのでぜひそこを見てほしいです。あと、女性のキャラクターも活躍しているので、そのあたりも楽しめるポイントですね」と語った。

 そして、加藤が「ガーディアンズチームが、アベンジャーズに参戦するんです!」とサプライズ発表し「だから、不祥事には気をつけないとね(笑)」と会場を笑わせた。
 最後に、山寺が「最後の最後まで楽しめる作品ですので、心して観ていただきたいです。そして、笑えるしノリノリなテンションだけど、意外と感動するポイントもあるんです。実は試写会で感動して泣いちゃったんですよ。必死に隠しましたけどね!本当に、こんなノリなのに泣けるなんて!皆さんも楽しんでご覧いただけたらと思います」と熱く語った。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
5月12日(金)全国ロードショー

監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ 他

<日本版吹替えキャスト>
ピーター・クイル/スター・ロード:山寺宏一
ロケット:加藤浩次
ベビー・グルート:遠藤憲一
ドラックス:楠見尚己
ガモーラ:朴ろ美
ヨンドゥ:立木文彦
ネビュラ:森夏姫
マンティス:秋元才加

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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