マツコ・デラックスが有働由美子アナを心配「闇が大きいわよ」

エンタメ総合
2017年07月21日

『NHKスペシャル「AIに聞いてみた! どうすんのよ!?ニッポン」プロローグ』 マツコ・デラックスが初めてNHKでのMCに挑戦する『NHKスペシャル「AIに聞いてみた! どうすんのよ!?ニッポン」プロローグ』が、NHK総合にて7月22日(土)に放送される。

「どうしたら心配のない老後を迎えられるの?」「何をしたら、子育ての環境はよくなるの?」といった、私たちが感じている疑問や日本が抱える疑問の解決策のヒントを、NHKが中心になって開発したAI(人工知能)に導き出させ、従来にはない一手を考えていこうという『NHKスペシャル』の新たな大型シリーズ。2020年までに全7回放送予定で、今回はそのプロローグとなる。番組MCはマツコ・デラックス、番組進行は有働由美子アナウンサーが務める。

 今回、NHKでのMCに初挑戦するマツコ。収録後に行われた取材会でマツコは、「(NHKは)財力が全然違う。すごいわ。だってマイクから違うもん」と絶賛する一方で、「人間には居場所ってもんがある。NHKが無理にオカマをTVショーに出すことなんてなくて、真面目にやってればいいのよ」とチクリ。その後も「これ3回が限界じゃない? 7回もやるの?」「NHKスペシャルのロゴの“スペシャル”がシリアスすぎるのよね。おちゃらけたことをやるときは対応できない」と、毒舌が止まらなかった。

 番組内容については「思ったより楽しかった」と振り返り、AIについては「AIに対しての恐怖ってあったじゃない? このまま人類は人工知能に滅ばされるんじゃないかとか。そういうのから10年20年たって、こんなにも違和感なくAIってものに触れてるんだなっていう感慨深さはあったわよね。AIに対人間的な思いが芽生えてきたら、いよいよ本格的なAIと人間が共存する時代になるのかな」とコメント。

 また、「(番組内でAIの)名前も決まったの。ものすごい期待してください(笑)」と期待をあおり、続けて有働アナも「芸能人のあの方にも謝らなきゃいけないんです」とポツリ。

 AIについて有働アナは「ミステリアスな彼氏みたい」と語り、マツコは「大丈夫?闇が大きいわよ」と心配顔。どんなAIが欲しいかと質問されると、「一緒に家事をしてくれるAIがいてくれたらいい。学習していってほしい」と有働アナ。これに対し「家事ロボットってことね。夢も希望もない」と切り捨てたマツコだったが、自身も「生身の人間って怖い。AIでいいっす」と。「彼氏って意味では、理想の顔と体と人間性、“ある程度”の機能があれば、私は別にロボットでいいわ」と話し、有働アナから機能の詳細を聞かれると「民放だったら言えるけど、公共放送だから言えないのよ」と笑った。

『NHKスペシャル「AIに聞いてみた! どうすんのよ!?ニッポン」プロローグ』は、NHK総合にて7月22日(土)後7・30(前半)、後9・00(後半)放送。

『NHKスペシャル』HP:http://www6.nhk.or.jp/special/