松重豊が『内閣特命調査官・ハト』で主演 電器店店主だが実は国家の特命スパイ役「それだけで観たくなりませんか?」

エンタメ総合
2017年12月07日
©テレビ朝日
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 俳優の松重豊がテレビ朝日系日曜ワイド枠の新企画『内閣特命調査官・ハト』(12月10日(日)前10・00)に主演し、日本版CIA調査官とも言える“スパイ”役に扮する。

 松重演じる主人公の須波太平は下町の小さな電器店のお人よし店主だが、実はその正体は内閣情報調査室、通称“内調”の特命調査官。街中のどこにいても不自然ではなく、エサをついばむように情報を拾い集める、という意味でコードネーム「ハト」と名づけられた太平は、妻の律子(浅田美代子)にもその素性を隠しながら、代議士の利倉富貴子(とよた真帆)の周りで起きる連続殺人を調査。太平に疑惑の目を向ける週刊誌の記者・忍成京子(矢田亜希子)も現れて、波乱の展開となっていく。

 松重は「スパイといえば、『007』や『スパイ大作戦』などのカッコいい映画を連想しますが、日本に置きかえただけでクスリと笑える設定になるのはなぜでしょう」と作品の面白さを表現。スパイ役は、2005年の映画「亀は意外と速く泳ぐ」で「ラーメン店主のスパイ」を演じて以来2度目で、「街の電器屋さんとしての日常はリアルにほのぼのと。そこからのスパイ活動のギャップはメリハリをつけて。ありえない話なので嘘くさくなく、楽しくやりました」と撮影を振り返った。

 さらに、視聴者へ向けて「日本にいるスパイの話です。普段は街の電器屋さんです。それだけで観たくなりませんか?」とPRしている。

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