二宮和也主演『ブラックペアン』竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、小泉孝太郎、内野聖陽の出演が決定

ドラマ
2018年02月21日

TBS日曜劇場『ブラックペアン』 二宮和也が主演を務める、4月スタートのTBS日曜劇場『ブラックペアン』(後9・00)の追加キャストが決定し、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、小泉孝太郎 内野聖陽が出演することが発表された。

 本作は、シリーズ累計115万部を突破している海堂尊の「新装版 ブラックペアン1988」を日曜劇場初主演の二宮で映像化。主人公・渡海征司郎(二宮)が外科医としてのプライドを守るため、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、新技術導入をめぐるさまざまな不正や隠された過去を暴いていく、痛快医療エンターテインメントだ。

 常識外れの渡海の言動に翻弄され反発するも、自分の非力さを痛感し、医師として成長していく、研修医1年目の世良雅志役を演じる竹内は「実は、“医療ドラマに出演したい!”と心の中でひそかに思っていたのでその願いがかない、とてもうれしく思います。実際に心臓外科医として活躍されている先生の指導やお話に触れたり、手術映像を拝見し、これまで自分が見たことのない新しい世界がそこにはあり、その中にこれから飛び込むんだと思うと気持ちが高まりました。世良雅志は研修医です。そのため右も左も分からないところから始まります。まだ青いけど一生懸命で真っすぐな世良と同様に僕も精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 また、手術室の新人看護師・花房美和役には、現在放送中のNHK連続テレビ小説『わろてんか』で主人公を演じている葵を抜擢。「命や医療を思う人々の、理想や思想がぶつかり合うすごく熱のあるお話だと感じました。こういった独自の世界がある職業の役をやらせて頂くのが初めてなので、とてもワクワクしています。主演の二宮さんをはじめとする皆さんとご一緒させて頂くのもすごく楽しみです」と朝ドラ後、初となるドラマ出演を楽しみにしている様子。

 いっぽう、渡海と対立する新任エリート講師・高階権太役を演じる小泉は「このチームとご一緒するのは『下町ロケット』以来。このチームが持つ熱量あふれる現場にまた戻ってこられてうれしいです」と心境を明かすと、「原作を読んでみて、病院に通院するだけでは見られない、医者の深い部分まで描かれている作品だと感じました。そのような世界を演じられるのは役者としてうれしい限りですし、おそらく医者の人間臭いところなども多々出てくると思うので、そのような人間模様が見どころなのではないでしょうか」と作品の印象を語った。

 そして、内野が演じるのは東城大学医学部付属病院総合外科学教室・通称「佐伯外科」のトップに君臨する心臓外科医・佐伯清剛教授。「佐伯教授は世界最高の外科医だそうで、神の手を持つ外科医。このあり得ないようなスーパーキャラクターをいかに成立させ、観ている方々に納得して楽しんで頂けるかが、私自身の挑戦です。二宮君演じる天才外科医と緊迫感のある距離感を保って、約4か月を駆け抜けたいと思っております」と。

 さらに、原作には描かれていないオリジナルキャラクターとなる渡海の母・渡海春江を演じる倍賞は、映画「大奥」(2010年)でも二宮と母子役で共演。医療業界の闘いに身を投じる渡海が、唯一心を許す相手である母とのシーンに期待がかかる。

『ブラックペアン』はTBS日曜劇場にて4月スタート。

日曜劇場『ブラックペアン』
2018年4月スタート 毎週(日)後9・00~9・54

原作:海堂尊「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎
プロデュース:伊與田英徳、川嶋龍太郎、峠田浩
演出:福澤克雄、田中健太、渡瀬暁彦

出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、小泉孝太郎、内野聖陽