谷村新司、堀内孝雄、矢沢透が6回目のアリス再始動を語る!『ボクらの時代』3・4放送

エンタメ総合
2018年03月02日

『ボクらの時代』 3月4日(日)放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、“アリス”メンバーの谷村新司、堀内孝雄、矢沢透が出演する。

 『ボクらの時代』は、毎回、さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトークドキュメンタリー。ジャンルにとらわれることなく多方面で活躍する3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合う。

 3月4日は、伝説のバンド“アリス”メンバーの谷村新司、堀内孝雄、矢沢透が登場。今年でレコードデビュー46年目を迎える“アリス”の3人だが、意外にも1972年のレコードデビュー以降テレビで3人だけで話すのは初めてだという。

 これまでに5回“アリス”としての活動停止&再始動を繰り返していることについて、堀内は「ソロで活動をしていても古里はアリス」と語り、谷村も「ソロもいいけど、ソロは再結成できない、解散もできない、引退しかない。グループは解散をするグループもあれば、再結成をするグループもあるけど、アリスは10年目の時に、それまでなかった“活動停止”という言葉を初めて打ち出した。だから3人が機を熟して“アリス”として活動ができると思った時に再始動という表現で再び活動をすることができた」と“アリス”への熱い思いを力説する。

 そして再始動については「ソロはいつでも戻れると思ってやっていると駄目で、本気で活動をすると、また違った道が開けてくるもの。でも、無性にアリスをやりたくなる時がくるんです。空気感として、3人がムズムズするねっていう感じを、時をかけて待つというのが、リーダーの僕の役割だったのかな」と谷村が再始動のタイミングを見計らっていたことを告白する。

 また、2019年に本格的に始動する“アリス”としての活動については、「楽しくやりたいなと思います。その楽しさが皆さんに伝われば」(堀内)、「ずっと聞いてくれている人に、喜びと感動を与えたい」(矢沢)、「60歳(五回目の再始動中)で、全国ツアーや東京ドーム公演を行ったけど、その時よりも70歳になると体力的には大変なことになると思う。でも、70歳でチャレンジしているってことが一番のプレゼントになるかな。客席にいるアリス世代の方、アリスを知らない世代の方にも、熱さを感じてもらえるものにしたいなと」(谷村)とそれぞれ意気込みを語る。

 さらに番組では、それぞれが音楽を始めたきっかけ、ヒット曲誕生秘話、6回目の再始動に込める思いなど、貴重なトークを展開していく。

<収録後コメント>
◆来年から本格的になる6回目のアリス再始動について

谷村「それぞれが、来年に向けて体力作りからやろうと話していますよ(笑)。2019年に3人がいい形で動けるように。昔だったら一週間後にやろうよ!と言ってできたと思うけれど、もう来年みんなが70歳だから。それなりに準備期間が必要ですね」

矢沢「転倒があぶないから。転倒して骨折したら大変でしょ(笑)」

◆いつ頃から、6回目の再始動を考えていたのですか?

谷村「実は2013年、47都道府県ライブツアーが終わって打ち上げの時、次、またムズムズしたら再始動しようね。と3人で話していました。その時に、次は70歳かなぁと。それを僕が覚えていて2人に連絡したら、2人ともムズムズしていると言う話を聞けたので、今がタイミングかなと」

◆古希を迎えての本格的なバンドグループ再始動になりますね。

谷村「海外では、ローリングストーンズとかもやっているけれど、日本では、珍しいかもしれないですね。メンバーの誰も欠けずにグループで全員そろってできるのは幸運です」

◆アリスには「チャンピオン」という大ヒット曲もありますが、平昌オリンピックはどのようにご覧になっていますか?

谷村「あれはチャンピオンから降りていく人の歌だからかな。自分は勝てなかった側にスポットを当てたくなる。悔しいだろうな、ここで諦めるのかな、この後どうするのかなと。そちらの方が物語として気になってしまいますね。特にオリンピックでの金メダルに対しての銀メダルは、すごく複雑ですよね。おめでとうと悔しさが半分ずつ。僕はそこが気になってしまいますね」

堀内「僕はスピードスケート小平奈緒選手と韓国・イ・サンファ選手の金銀の友情が印象に残っていますね。あれはスポーツならではの感動!」

谷村「あのシーンが、オリンピックの一番の意味を伝える場面でしたね。誰が金ではなく、国境を越えて胸を熱くするシーンがあるのがオリンピックの良さですね」

矢沢「努力の痕がしっかり見えました。努力していないと涙は出ないから」

『ボクらの時代』
フジテレビ系
3月4日(日)午前7時~7時30分

<出演者>
谷村新司
堀内孝雄
矢沢透

©フジテレビ