主要キャスト&スタッフは全員平成生まれ 岡山天音主演『平成物語』3・23、30放送

ドラマ
2018年03月15日

『平成物語』 “平成”という時代にフォーカスを当てたスペシャルドラマ『平成物語』(フジテレビ)が、3月23日、30日(金)に放送される。

 本作は、平成元年生まれの青年を主人公に、1989年から2018年までの約30年の月日を、若者たちが笑い、悩み、涙し、そして恋をしながら生きていく姿を描く青春群像劇。

 主演を務めるのは岡山天音、共演に松本穂香、片山友希。岡山は本作が民放ドラマ初主演で、全員が初共演かつ平成生まれという新鮮な顔触れとなる。同時に脚本、監督、音楽、カメラマン、照明、美術、プロデューサーといったメーンスタッフも全員、平成生まれのクリエイターが務める。

<コメント>
■岡山天音
◇民放初主演となる今回、ドラマの話を聞いた時の感想をお願いします。
「平成生まれのスタッフ、キャストが軸となってドラマを作り上げるというスペシャルな企画に、しかも主演の平成役でお話を頂き、とてもうれしかったです。平成(ひらなり)という役の痛みをせいいっぱい味わおうという思いで撮影に挑みました」

◇視聴者へメッセージ
「初めて脚本を読んだ時、加藤拓也さんの書く台詞の生々しさにハッとさせられました。まるで僕らの人生みたいなヒリヒリしたドラマになっていると思います。今の自分を重ねて目を覆いたくなっても、明日を生きる希望を見出して欲しいです」

■松本穂香
◇ドラマの話を聞いた時の感想をお願いします。
「監督もキャストもスタッフもほぼ平成生まれの攻めの姿勢が、斬新ですごく面白いなと思いました!」

◇視聴者へメッセージ
「平成生まれだけでなく、色んな世代の方に響く作品になっていると思います。ぜひ見てください!」

■片山友希
◇ドラマの話を聞いた時の感想をお願いします。
「まず初めに驚いたのは、監督が1つ年下ということでした。そして他のスタッフの皆さんも平成生まれの方が多く、同世代が集まって1つの作品を作っていくことにとてもワクワクしました!」

◇視聴者へメッセージ
「なかなかこういうチームで作品を作ることはないと思います。これが平成パワー!ぜひ見てください!!」

■脚本:加藤拓也
◇脚本に込めた思いをお願いします。
「この話が自分の隣にすっと入ってくるような、そんな小さなドラマになるといいなと思って書きました」

■監督:松本花奈
◇作品に込めた思いをお願いします。
「“変化”することはすごく怖いことだと思います。恋人じゃなくなった瞬間に突然敬語で話しかけて、大好きだった元恋人。就職して忙しくなって携帯を変えたら電話帳から消えて今じゃ電話番号すら分からない、自分の秘密を初めて打ち明けた学生時代の友人。一回り小さくなった気がする、昔はスーパーマンだと思っていた両親。大抵の思い出は美化されて保存され、昔は良かったという思いに変わっていくけれど、でもそれでも、時間は止まることはなく、時代はどんどん変化していきます。だから、そういう人生に必ず訪れる“変化”を受け入れることができたらもうちょっとだけ、今を一番楽しく生きられるんじゃないかな、と思って、そういうことが(全員じゃなくて良いから、一人でも良いから!)誰かの心に少しでも伝わったら良いなと思って創りました」

『平成物語』
フジテレビ(関東ローカル)
3月23日(金)、30日(金) 深夜0時55分~1時55分放送

<出演者>
岡山天音、松本穂香、片山友希、小川あん、大下ヒロト、白戸達也、景山慶一、内田慈、川瀬陽太 他

<スタッフ>
企画・プロデュース:橋爪駿輝
プロデュース:関友彦
協力プロデュース:太田大
スーパーバイザー:篠原一朗
制作プロデュース:関友彦
メディアプロデュース:平野貴宣、川﨑寛、須加井道子、伊藤三朗、山脇卓朗、樋口裕二、長島圭
音楽:竹縄航太(HOWL BE QUIET)
脚本:加藤拓也
監督:松本花奈

<物語紹介>
『平成物語』は完全オリジナルストーリー。主人公の名前は平成(ヒラナリ)。平成元年に生まれたので縁起がいいと、父親が「ヒラナリ」と命名した。流されやすく優柔不断な性格。サッカー選手やミュージシャンなどの夢を抱き、どこにでもある平凡な田舎で育つ中、東京に強いあこがれを持つようになり、大学進学を機に上京。しかし勉学にはあまり身が入らず、大好きな音楽にのめり込み、もっぱらバンド活動とバイトに明け暮れる日々を過ごす。
そんなヒラナリと幼なじみの女性、結(ユイ)も平成元年に生まれ、時代を結っていける人になるようにと命名された。天真爛漫で、自然と周囲を明るくする性格。ヒラナリとはお互いに好意を抱きながらも、うまく表現できずに幼なじみの関係から進めずにいる。デザインを学ぶ地元の短期大学に進学した後、就職活動のため上京。そこでヒラナリと再会する。
かたや、上京したヒラナリには恋人ができていた。同じ大学の紡(ツムギ)という女性で、同様に平成元年生まれ。時代を紡いでいける人になるようにと命名されたツムギは、聞き上手で自分よりも他人を尊重する気質。ヒラナリとは半同棲をしているものの、明確に「付き合って」と言ってくれないヒラナリに一抹の不信を感じている。

ヒラナリ、ユイ、ツムギ―「平成という時代を通して、いったい自分は何者になれたのか?」といった不安を胸に抱きながら、3人が恋に、夢に、友情に、そして家族に向き合い、喜び、悩み、笑い、涙する姿を通して、「平成とは何だったのか?」「次の時代をどう生きていくべきなのか?」を視聴者へ問う。

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