5月4日(金・祝)公開の映画『ホース・ソルジャー』の本予告映像が解禁された。
本作は、ハリウッド随一のヒットメーカーであるジェリー・ブラッカイマーが、デンマークのCM界の鬼才でコソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に抜擢して製作。9.11直後の最初の反撃であり、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願した12人のアメリカ陸軍特殊部隊員(グリーンベレー)の勇姿を描く。
彼らのミッションは、反タリバンの地元勢力と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。最新兵器を擁する敵勢5万人に対し、ミッション遂行に与えられた期間はわずか3週間。さらに戦地は険しい山岳地帯のため、彼らは馬を使い移動し、馬に乗って戦う必要に迫られる。
本予告映像では、最新鋭の兵器を駆使するタリバン相手に、前世紀の遺物のはずの“騎馬隊”で反撃するネルソン大尉(クリス・へムズワーズ)をはじめとする12人のアメリカ陸軍特殊部隊員(グリーンベレー)の勇姿が映し出されている。
この驚くべき実話は、作家ダグ・スタントンが2009年に出版した「ホース・ソルジャー」によって初めて世に知られた。出版前に読んで映画化を決めたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは「陸軍特殊部隊の任務は機密で、貴重な映画になると思った。この“12人の勇者”が危険も苦労もいとわずに自らの任務を全うしたことを、決して忘れてはならない」と語る。
フルシー監督も「この12人の勇敢なアメリカ人兵士の物語が、観客1人ひとりの心に何かを訴えることを願っている。兵士たちは地球の裏側に飛び、全く違う文化的背景を持つ人々と力を合わせ、得体の知れない敵と戦った。何が起こるか全く予測もつかない中、国を守るために彼らは家族を残し、自ら進んで戦地へ赴いた。彼らこそ真のヒーローであり、彼らの物語こそ語られるべきなのだ」と作品の意義について語っている。
映画『ホース・ソルジャー』
5月4日(金・祝)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
<ストーリー>
武器は魂と馬。
2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される──。
監督:ニコライ・フルシー
製作:ジェリー・ブラッカイマーほか
脚本:テッド・タリー、ピーター・クレイグ
原作:ダグ・スタントン「ホース・ソルジャー」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
出演:クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、トレバンテ・ローズ
原題:12 Strong/2018年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/130分/字幕翻訳:風間綾平
提供:ギャガ、ポニーキャニオン
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/horsesoldiers
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