『孤狼の血』役所広司、松坂桃李、江口洋介らがロケ地・広島に凱旋

映画
2018年05月14日

映画『孤狼の血』公開記念広島凱旋レッドカーペット 映画『孤狼の血』公開記念広島凱旋レッドカーペットが、広島市中区えびす通り商店街で開催され、役所広司、松坂桃李、江口洋介、音尾琢真、阿部純子、さいねい龍二、沖原一生、白石和彌監督が登場した。

 レッドカーペットイベントの優先観覧エリアに招待されたのは、公開初日に鑑賞した先着560(コロウ)名の地元・広島の人たち。しかし、豪華キャストが登場することを聞き駆けつけた一般客が約2時間前から集まり始め、 約7,000人にも膨れ上がった。

 そんな中、キャストが満を持して登場。会場はキャストの声が聞こえないほどの大歓声に包まれた。役所は「今フランスではカンヌ映画祭が行われていますが、そのカンヌのレッドカーペットも、今日のレッドカーペットにはかなわないんじゃないでしょうか」とコメントし、会場を沸かせた。そして約70メートルものレッドカーペットを歩き切ったキャスト陣を代表し、役所、松坂、江口が集まった約7,000人の人々に、それぞれ感謝の気持ちを伝えた。

 役所は「この映画は広島の皆様のご協力があって完成しました。撮影のときは大変お世話になりました。どうかこの『孤狼の血』を応援してください」と。松坂は「撮影から1年経ちました。撮影中も広島の皆さんの愛を感じていましたが、本日のレッドカーペットでもあらためてその愛を感じました。やっとこの映画を皆様に届けることができてとてもうれしいです。まさに“広島じゃけぇ、何をしてもええんじゃ”というほどの熱量を感じました。ぜひこの映画を観てくださるとうれしいです」と呼びかけた。江口は「撮影中に呉の街に繰り出すと、どれだけ広島の方々にこういった“極道の映画”が根付いているかということが実感できました。この土地でなければこの映画はできなかったと思いますし、この映画をやっと広島に持ってこられたことをうれしく思います」と語った。

 最後に役所は「この映画ぶち面白い映画じゃけぇ、みんなたくさん宣伝してくれりゃあええんじゃ!」と広島弁であいさつし、会場は大きな歓声に包まれた。

映画『孤狼の血』
公開中

<ストーリー>
物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。

<キャスト>
役所広司 松坂桃李 真木よう子 音尾琢真 駿河太郎 中村倫也 阿部純子/中村獅童 竹野内豊/滝藤賢一 矢島健一 田口トモロヲ ピエール瀧
石橋蓮司・江口洋介

原作:柚月裕子(「孤狼の血」角川文庫刊)
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
撮影:灰原隆裕
照明:川井稔
録音:浦田和治
美術:今村力
企画協力:株式会社KADOKAWA
製作:「孤狼の血」製作委員会
配給:東映

公式HP:www.korou.jp

©2018「孤狼の血」製作委員会

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