バドミントン桃田賢斗の快進撃を潮田玲子が分析!『戦え!スポーツ内閣』8・22放送

エンタメ総合
2018年08月21日

『戦え!スポーツ内閣』“オグシオ”の愛称で親しまれ、日本のバドミントン人気を押し上げた潮田玲子が、8月22日(水)放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に登場。現在開催中のアジア大会に出場しているバドミントン日本代表・桃田賢斗選手が、スキャンダルから謹慎を経て、なぜさらに強くなったのかを分析する。

 違法カジノ店で賭博行為が2年前に発覚し、1年以上の試合出場停止処分となり、選手生命の危機もささやかれた桃田選手。そのブランクを乗り越え、今年の世界選手権では日本人初の金メダルを獲得した。

 そんな桃田について、潮田は「今間違いなく世界で一番強いです」と太鼓判を押し、その強さのポイントに「相手の心を折る守り」を挙げる。中国・南京で行われた今年の世界選手権の決勝では、世界ランク3位の中国のエース・石宇奇が放つ決定的なスマッシュをことごとく返すシーンをVTRで振り返り「相手は決まったと思うじゃないですか。これが心を折る守りなんです」と解説。

 桃田は元々攻めが得意な選手だったそうだが、小杉竜一が「守備はどのタイミングでうまくなったんですか?」と聞くと、潮田は「それが、あの事件の後なんですよ」と。そして、「桃田選手は1年間以上の謹慎があったので、大会には出場してなかったんです。でも、彼はそこで休まずにずっと練習をしていたんですね。海外のトップの選手は1年間をかけてオープンの大会を回るので、まとまった(ポイントの強化のような)練習ってなかなかできないんですよ。だけど桃田選手は1年間の期間があったので、相当追い込んで、イチから練習し直したと思う」と、ブランクが今の強さの要因にプラスに働いたと分析する。

 また、ゲストのヤナギブソン(プラン9)からの「1スポーツファンからの質問として、人は変わりましたか?」という質問には「めちゃめちゃ変わりました」と即答。「コメントからも同じ選手と思えない。すごく謙虚になりましたし、本当に周りの人に支えてもらって彼は復帰してきたと思うので、そういう気持ちもあって…」と続けた。

 さらに、小杉が「謹慎中に頑張るって、なかなかハートが強くないとできなくない?」との疑問をぶつけると、元アーティステックスイミング日本代表である青木愛は「目指すものがないのに(練習を)やらないといけないというのは、結構キツい」と選手ならではの心情を明かし、武井壮は「でも、まぁ信じていたんでしょうね、自分の実力は世界のトップクラスにあると。これを腐らせて、じゃあ他に何があるんだというのが多分あったんだと思う」と桃田の気持ちに想いを馳せた。