吉岡里帆「1日1日の重みがすごかった」『健康で文化的な最低限度の生活』9・18最終回

ドラマ
2018年09月17日

『健康で文化的な最低限度の生活』 9月18日(火)に最終回を迎える『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系 後9・00)より、主演の吉岡里帆のコメントが到着した。

 吉岡は「今回は3か月という期間が濃厚で、1日1日の重みがすごかった」と語り、「楽しい、幸せ以外のところで、人の人生を請け負う重みと戦って作った作品だと思います。人生の瀬戸際、生きるか死ぬかのギリギリのラインを共に歩いていくことは、自然と自分を強くさせてくれたり、守らなければならないものが見えてきました」と撮影を振り返った。

 1話から登場していた元生活保護受給者の阿久沢(遠藤憲一)と娘・麻里(阿部順子)の父娘の物語と、ハルカ(永岡心花)と梓(松本まりか)の丸山家の物語が同時進行で展開する最終話。これについて、吉岡は「9・10話は、ドラマのオリジナルストーリーです。柏木ハルコ先生が紡いでこられた重厚な物語をしっかりと基盤にし、私たちドラマチームがオリジナルストーリーで、このドラマで伝えたかった家族のお話を描きます。センシティブで、とても愛のある物語です」と。

 さらに全力でぶつかってくる梓とえみるの対峙するシーンにも触れ、「まりかさん演じる梓さんの、感情をむき出しで生きている姿、目の前が見えなくなって何を大事にすべきか分からなくなっている様子、渦巻く感情は、見る方の胸をわしづかみにすると思います」と力強く語った。

 吉岡が「1話から張られていた伏線が回収されていく。ケースワーカーとしての腕の見せところといいますか、核心に迫る回になります」と語る『健康で文化的な最低限度の生活』最終話は、フジテレビ系で9月18日(火)後9・00から放送。