「ウザイ」の語源は?目上の人に「了解」はNG?『笑われるニホン語』7・8放送

エンタメ総合
2019年07月08日
『あなたの日本語大丈夫?笑われるニホン語』

 7月8日(月)後9時から『あなたの日本語大丈夫?笑われるニホン語』(テレビ東京系)が放送される。

 この番組は、日本語を得意げに語る芸能人にテストを行い、間違った回答を日本語のプロたちにダメ出しされ、笑われてしまうというバラエティ。

 日本語基礎テストのほか、昼ドラ風ショートドラマの中から間違った日本語を見つけるコーナーや、日本語の識者たちがつい“カチン”ときてしまう表現「キニクヮン語」を紹介するコーナーなどから、普段何気なく使っている間違った日本語を紹介。さらに、有名な「詩」の続きを出演者たちが自由に考え、出来上がった詩を詩人の先生が採点する企画も。

 また、若者言葉とされている日本語のルーツを調査。そこには驚きのルーツを解明する。

 MCはバナナマン、ゲストは山下信司、高畑淳子、林家たい平、濱口優(よゐこ)、春日俊彰(オードリー)、友近、丸山桂里奈、西野未姫ほか。

<バナナマン コメント>
■設楽統
とにかく知らないことが多くて楽しかったですね。「なるほど~」とか普段使っている言葉の、あれもこれも本当はダメなんだと言われて、途中から何もしゃべれなくなりました(笑)。
お笑いをやっているので、日本語を縮めちゃったり変な言い方にしちゃったりする立場としては、何を言ってもまずい…って気になりました。でも言葉の可能性は無限大なんだなと。

■日村勇紀
新しい形ですよね。自分は番組に参加してたのかな…?って(笑)。
どこかで外から番組を見ている人みたいって。そして僕は人です、カッパに見えるけどカッパじゃない。パー助はおじさんです。

<伊藤隆行プロデューサー コメント>
「おまえに了解される筋合いはねぇぇ!」と声を荒げたのは『チコちゃん』の生みの親、元フジテレビの小松純也さん。
小松「最近イラっとする!20歳ぐらい年下のスタッフが“了解しました”って連発してくるんだよ“」
伊藤「そ、そーですよねー。返信メールあるあるですよね…ははは、あれウザイですよね…」(ヤベぇ、俺もやっちゃってる。しかも『ウザイ』って何だ?語源知らない)

“了解”という言葉には尊敬の意が一切含まれていない。つまり、目上の人に使う日本語の使い方としては0点。“ウザイ”にも意外な語源がある。まさか、あの地域のあんな人たちから発せられる?

というように、日本人に生まれてずっと使ってきた日本語なのに知らぬ間に相手を怒られたり笑われたりしている日本語がある。逆に美しい日本語に感動し泣かされた、爆笑させられることも。
2020年、東京オリンピックを開催する令和・日本に“日本語の面白さ、素晴らしさ”を伝えたい。数々の伝説のバラエティを放ってきた小松さんと大笑いしながら家族全員でたのしく学べる爆笑系(?)教養バラエティを誕生させます。

そこに立派な大人の皆さん。調子こいて間違った日本語を使っていると、妖怪“0点小僧(日村さん?)”に罵倒されますよ、「そのニホン語、0点!」って。

<番組内容>
■ニホン語常識テスト
「慣用句」「ことわざの意味」「名言」「短文作成」など、常識テストで正しい日本語を学ぶ。日本語を得意げに語る芸能人たちが、まさかの赤っ恥回答を連発。間違えたら日本語のプロから厳しいダメ出しが。

■笑われる夜の奥様劇場
昼ドラマ風のショートドラマの中に隠された「間違った使い方をしている日本語」を、正しい日本語に直す。我々が普段間違って使っている日本語をドラマの中で紹介。語りは、アナウンス界のレジェンド・元NHKアナウンサーの加賀美幸子・間違いだらけの語りに初挑戦する。

■キニクヮン語
普段何となく使っているが、実は相手を「カッチーン」とさせてしまっている言葉を、番組では「キニクヮン語」と命名。日本語マスターたちの「キニクヮン語」は一体何なのか?世にはびこる「キニクヮン語」をエピソードを交えて紹介する。

■日本語のルーツ
「ヤバイ」「ウザイ」など、若者言葉は誰が使い始めたのか? そのルーツをたどると驚きの事実が。そんな若者言葉・日本語のルーツをたどっていく。また「ウザイ」は誰が使い始めたのか?街頭で若者にインタビュー。執念の言葉ハンティングで誰が使い始めたのかを特定できるのか?

『あなたの日本語大丈夫?笑われるニホン語』
テレビ東京系
7月8日(月)後9・00~10・48

MC:バナナマン(設楽統、日村勇紀)
進行:竹﨑由佳(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:山下真司 、高畑淳子、林家たい平、濱口優(よゐこ)、春日俊彰(オードリー)、友近、丸山桂里奈、西野未姫 ほか

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