• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬がエンタメ業界を志す学生に熱いエール

「アイネクライネナハトムジーク」学生お悩み相談イベント
「アイネクライネナハトムジーク」学生お悩み相談イベント

「アイネクライネナハトムジーク」学生お悩み相談イベントが行われ、三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬が講師として登壇した。

 エンタメ業界を志す東放学園映画専門学校の20歳前後の学生たちの前に登場した三浦は「佐藤を演じた三浦春馬です。上映後の皆さんに会える機会がなかなかなかったので、僕たちもドキドキしています。よろしくお願いします」とあいさつ。

 多部は「多部未華子です。映画見ていただいてありがとうございます。今日はお悩み相談ということなので、頑張って答えます」と、矢本は「一真を演じた矢本悠馬です。前回完成披露上映会の時、共演者の方からは一真が酷評で悲しかったんですけど(笑)今回は見終わった方との距離が近くて恥ずかしいですね」と話した。

 学生から寄せられた「10年前悩んでいたことは何ですか?」という質問に、矢本は「10年前は今日の皆さんと同じような専門学校で学生やってましたね。その当時はレッスンでバレエとかジャズダンスとかあって。その当時の僕は体がめっちゃ硬くて、“リズム感はあるけど、振り付けの形までいってない”って振り付けの先生に言われて。週に一回テストがあったんですけど、僕だけ何にもしていなくて、バレエダンスができる子の前でバレエを披露してつらかったですね。恥をかきにいっているようなものだから。だから、10年前の自分に戻れたら柔軟したい」と当時を振り返った。これを聞いて三浦は「だからこの強いメンタルが生まれたんだね」と分析した。

 三浦は、当時撮影していたドラマ『ブラッディ・マンデイ』を振り返り「わりとせりふの多い役どころだったので、せりふ覚えに追われてましたね。それがあえていうと悩みでしたね」と。すると矢本が「そのドラマ見てた!親と一緒に見てた!」と話し、会場を沸かせた。

 朝ドラを撮影していたという多部は「その時は、何に悩んでたんだろ。一人暮らしどうしよう、とか、恋愛どうしようとか、就活どうしよう、とか普通の女の子の悩みでしたね」と振り返った。

「この仕事をしててよかったなと思うことは何ですか?」という質問には、多部が「今思ったのが、年齢に左右されないことですかね。芸歴が長い方と同じ土俵で戦ったり、年下の現場初めてという方と一緒にやったりして。サラリーマンの方とかも一緒なのかな。みんな同じ土俵で戦ったりとか、苦しんだり、楽しんだり、年齢が関係ないことですかね」と。

 矢本は「この仕事だからこそ、結婚して娘が生まれた時に、報道で出て、皆さんが知ることになって。外食しに行った時に、お店の人がいい肉をサービスしてくれましたね」と、会場の笑いを誘った。

 三浦は「昔出た作品に心動かされて、自分この業界入りました、とか、あの作品を観たから頑張れました、とか、言ってしまえば他人かもしれない人たちの行動のきっかけになったり、きっかけになったという事実を伝えてもらえたりすると、この仕事自体が血の通った仕事なんだ、って変えがたいサービス業だな、って思いますね」と語った。

 続いて、会場に集まった学生に質問を募ると「皆さんがお仕事をされている中で大切にしていることがあったらお聞きしたいです。」という質問が。矢本は「つまらなくならないようにしようとはしています。せりふが5行あったら全部違うようにしたいな、とか思いますね。人を楽しませる仕事なので、楽しくなるような方向だけを見て頑張ってます」と回答。

 三浦は「この映画の撮影で、監督から多部さんの表情をもっと使ってあげてくださいって言われて、相手の表情や息遣いに意識がいってなかったなと思って。監督から見ると、そういう細かなやりとりがリアリティ出せるのかもしれないし、その言葉は大切にしたいことだなって初心に戻してくれた言葉になりました」と。

 多部は「自分を見失わないことですかね。やりたいこと、やりたくないこと、興味があること、興味がないこと。全部自分次第なので、それを大事にしています」と語った。

 次に「母親が三浦さんの大ファンなので応援メッセージをもらえませんか」というリクエストが飛び出すと、会場からは笑いが。三浦はこれに応え「お母さん、遠く離れた息子さんのことがとっても心配でしょう。息子さんこんなに立派に学んでます!お母さんも頑張ってください」とメッセージを送った。

 また、「座右の銘は何ですか?」という質問に「座右の銘ってよく分かってないんですよね(笑)」という矢本に、多部が「何とかなる!」、三浦が「焦るな!」と応援すると、矢本は「滑舌」と回答し、会場は大爆笑。

 すると、このタイミングで“仕事で大切にしていること”を思い出したという矢本は「照明さんや録音さん、スタッフさんが一番最初のお客さんなんで、その人たちを楽しませることを考えています」と話し、三浦も「いい話ですね。グッときたわ」と賛同した。

「来年からテレビの照明として働きだすのですが、既に不安で押しつぶされそうなので、“頑張れ”っていってほしいです」というリクエストには、矢本が「こちらはライト当ててもらってなんぼなので、本当にいつも感謝してます。照明部の若い人見ていても、テンパってミスとか、先輩が求められること100パーセントはできないと思います。いかつめのおじさんに怒られると思います(笑)。先輩に対してイラつくこともあると思いますが、ハタから見てると愛があって怒っているので。頑張ってほしいですね」とエール。

 三浦は「重複しちゃうんですが、現場で怒られてつらいと思うこともあると思うんですけど、下の子が怒られながらも、“すみませんでした!今すぐやります!”っていう、意気込み、それだけで現場の空気がよくなるんですね。この子も現場に慣れていないのに頑張ろうって僕たちも思えるし、学べるんですよね」と。

 多部は「大変な仕事だと思うんですけど、現場にいる人は全員大変なので、嫌なことがあったら考えないこと、始まれば終わると考えること、考えないことをする、始まれば終わるので、目の前にあることを頑張っていれば終わるので。いかつい照明の先輩に怒られつつも、頑張れ!」とアドバイスを送った。

 質問に答えてきた矢本は「同じこと考えてる時期があったなって思いましたね。役者やってなかったらクソなので。すがりついてますよ。皆さんもすがりついてください。頑張ってください」と。

 三浦は「ためになったか分からないですが、少なからず同じ産業に携わる方たちと同じ時間にいれてうれしかったですし、この先どこかの現場で会って、“あの時いたんです”って言ってくれるとうれしいです」と。

 多部は「春馬君が言ったとおりに、どこかの現場で“あの時いたんです”っていってもらえたらうれしいですね」とエールを送った。

 最後に三浦が「いよいよ9月20日から全国ロードショーになります。きっとこれから仕事をする上でも、10年先の自分を思い描く上でも、小さな思いやりがあって、そこから誰の行動があって、その思いやりが、思い返すと小さな奇跡や出会い、あの感動を生んでいたんだなってことはきっとあると思います。きっとこれから、小さな奇跡が生まれる現場にも出会えると思います。そんなことを胸に期待しながら頑張ってほしいなと思います」と呼びかけた。

映画「アイネクライネナハトムジーク」
9月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

原作:伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)
主題歌:斉藤和義「小さな夜」(スピードスターレコーズ)
協力:スピードスターレコーズ
監督:今泉力哉『愛がなんだ』

出演:三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里、萩原利久、貫地谷しほり、原田泰造

配給・宣伝:ギャガ

公式サイト:https://gaga.ne.jp/EinekleineNachtmusik/

©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える