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吉岡里帆が地元京都に凱旋「本当に感無量」

映画「見えない目撃者」舞台あいさつ

 映画「見えない目撃者」舞台あいさつが主演・吉岡里帆の地元・京都で行われ、吉岡と森純一監督が登壇した。

 吉岡は「地元という事もあり、今回、京都で舞台あいさつができるという話があった時に、本当にうれしくて、皆様にお会いできるのを私がずっと一番待っていました」と笑顔であいさつ。

 森監督が「今日は京都に来られてとてもうれしいです。どうでした?怖かったですか?」と問いかけると、会場は大きな拍手に包まれ「ほっとする」と安堵の表情。吉岡も森監督と顔を見合わせ、ほっとした様子を見せた。

 地元・京都に帰ってきた吉岡は、京ことばでの一言を求められると「ほんまに今日はありがとう~(笑)」と笑顔を見せ「おばあちゃんと、お父さんとお母さんと弟と、おばあちゃんの友達ご一行。そして私がまだエキストラをしていた時の友達など、本当に心から愛している人たちが来てくれているので、特別な上映でした」と語った。

 主演作品とともに京都に凱旋する心境について、吉岡は「今回は主演2作目ですが、初めて尽くしの作品で、こういった作品の舞台あいさつで帰ってくるというのは、ひときわ気持ちも大きいです。心のこもっている作品なので、どんな風に伝わっているのだろうと気になっていたりもするので、皆さんとしっかり喫茶店でしゃべりたいくらい(笑)」と語った。

 京都の思い出を聞かれた森監督は「修学旅行で2回来ました(笑)。お寺をたくさん巡ったが、一番の思い出は東映太秦映画村に行ったこと。当時、高倉健さんの大ファンで、パネルを持ちかえって部屋に飾っていました」と、若き日を振り返った。

 お勧めのスポットを聞かれた吉岡は「家族でよく嵐山に行くのですが、船でお菓子やイカ焼きを買ってよく食べていたのがすてきな思い出」と語り、地元の観客もうなずいて応えた。

 吉岡は、本編中でほとんど笑顔も見せず、チャレンジングな作品となった本作について「準備期間が2か月ほどあり、目の見えない方にもお話しを聞き、葛藤などさまざまなことをお聞きする中で、そういった方々の中に、ぶれない芯のようなものを感じました。本作には、『自分なんて』と思っている方へのメッセージも詰まっていると思います。人と人との関わりで人が強くなることであったり、社会的な弱者に見える人が誰よりもしなやかな強さを持っているのだということなど、スリラーでありながら、メッセージ性の強い映画になりました」と語った。

 そんな吉岡の撮影現場での姿について、森監督は「難しい役柄だったと思う。本当に頑張ってくれました。カメラが回っていないところでも、スタッフを気遣ってくれて、いろいろと苦しいこともあったと思うが、吉岡さんの人柄で一丸としてくれました!」と感謝。

 吉岡も「この映画の発案があったのは4年前と聞きました。自分は4年前を振り返ると、本当に悩んでいる時期だったんです。自分は映画が完成する間近で、やっと参加できているんだな。だから、スタッフさんへのリスペクトは強く持っていました」と感慨深げに語った。

 脚本も担当した森監督は、物語を作る上で「ハラハラドキドキする映画を作りたいというのが基本にありました。しかし、それだけではなく登場人物の成長や再生ということも考えて作りました」と。

 女性警察官、視覚障害者の方、盲導犬トレーナーの方など、長時間の取材を行い、射撃訓練やアクショントレーニングも経験するなど、多くのことに挑戦することとなった本作。一番大変だったことを聞かれた吉岡は「エンターテインメントとして楽しんでもらいたいが、リアリティの追求もしっかり考えたいということは監督とも話していて、そこの絶妙なラインが難しかったです」と振り返った。

 その中でも盲導犬役の犬・パルとの共演を振り返り「パル自身は、実は劇中のキャラクターと全然違うんです。撮影が楽しくて仕方ないみたいで、ずっと尻尾振ってて本当にかわいかったんです!だけど、一緒に仕事をするんだという意識を持たなければいけなかったので、ペットみたいにかわいがらず、少し距離を置くなど、もどかしいこともありました」と。

 さらに、パルの演技のために吉岡しかパルに触れないルールがあったそうで「撮影が終わってからみんなに構ってもらってうれしそうでした(笑)」と相棒との思い出を振り返った。

 最後に森監督は「何度も吉岡さんと舞台あいさつをしているが、今日はうれしさが特に伝わってきました。怖いシーンもあるが、映画の面白さが詰まっている映画だと思うので、もう一度、二度楽しんでもらえるとうれしいです」と。

 吉岡は「ちょうど8年前、東映の撮影所で着物着てエキストラをしていました。せりふがあったわけではないですが、その時から映画がずっと大好きで、いつかこんな作品に出てみたいという思いがやっとかなった作品です。大好きな地元の人たちに映画を観てもらえて本当に感無量です。皆さんにとってこの作品がどういう存在であるかということは、皆さんの言葉を借りるしかないと思っています。ネタバレができないので、皆さんの言葉で、お力を貸してください。これからも『見えない目撃者』をよろしくお願いします。今日はありがとうございました」と語った。

映画「見えない目撃者」
公開中

<ストーリー>
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。
そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年たった今も失意の中にいた。そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。感じ取った目撃情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを『目撃者』足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車と接触し、犯人を見ていながら少女の存在に気付かなかった“もう一人の目撃者”国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。やがて、彼らの必死の捜査により女子高生失踪が関連づけられていくが、猟奇殺人犯の魔の手は彼らにも迫ってくる――。

<出演>
吉岡里帆 高杉真宙
大倉孝二 浅香航大 酒向芳 松大航也
國村隼
渡辺大知 栁俊太郎/松田美由紀
田口トモロヲ

監督:森淳一
脚本:藤井清美 森淳一
音楽:大間々昂
主題歌:「ユラレル」みゆな(A.S.A.B)
Based on the movie‘BLIND’produced by MoonWatcher
企画・制作プロダクション:ROBOT・MoonWatcher
幹事・配給:東映
R-15指定

公式HP:http://www.mienaimokugekisha.jp
公式Twitter:@mmokugekisha
公式Instagram:@mmokugekisha

©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ
©MoonWatcher and N.E.W.

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