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宮沢りえ「家庭も守って、仕事でも攻めまくるのが理想」

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」

 映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」舞台あいさつイベントが開催され、太宰治の正妻・美知子を演じた宮沢りえと蜷川実花監督が登壇した。

 本作の舞台あいさつは今回が初参加となった宮沢は「公開初日から蜷川監督のInstagramをマメにチェックして、皆さんの感想を読んだりしていました」と明かし、蜷川監督は「この舞台あいさつも、りえちゃんの発案で決まったもの」と開催経緯を説明した。

 蜷川監督とは故・蜷川幸雄さんを通じて元々知り合いだったという宮沢だが、タッグを組むのは初。「台本を読んだときにハードルの高い場面だと思ったシーンがあります。でも蜷川監督はサラッと『やってみよう』という感じで…。とてつもなく高いハードルを軽々と超えようとするパワーが私たちの背中を押してくれた。子役とのライブ感ある現場も刺激的だったし、雰囲気もすてきでした」と撮影を振り返った。

 宮沢の出演は蜷川監督のラブコールで実現。宮沢は「蜷川監督からは『いつか何をやりましょう』と言われていたので楽しみにしていました。作品が決まったときはうれしい気持ちの半面、今まで温めてきた関係を大切にしたいからこそ、絶対にガッカリさせたくないという思いが強かった」と。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」

 それは蜷川監督も同じで「中途半端な役でお願いをしたくはないし、出演してもらえるならば絶対に成功させなければという思いがありました」とオファーの際の心境を明かした。

 さらに「近いうちに主演としてご一緒できたら…というのが今も頭の片隅にある」とラブコールを送ると、宮沢は「今言った作品が形になったら、絶対に観に来てくださいね!」と客席に呼びかけた。

 太宰の刹那的な生き方について宮沢は「クリエイティブな仕事をしている方たちは、太宰のように人間としては成立していないけれど、表現者としては最高だというような人が多い」と分析。正妻・美知子には「自分の生活を壊してでも作品を作ってほしいというのは、太宰にとって一番の理解者であり太宰の一番のファンだったはず。つらかっただろうけれど、作品を愛し続けられた時間は幸せだったのかも。夫婦という枠を超えて、人間同士の強いつながりがあったと思う」と。宮沢自身は「私は家庭も守って、仕事でも攻めまくるのが理想。なかなか難しいですけれど、それを理想としています」と語った。

 天才作家・太宰治を演じた小栗旬について宮沢は「美知子に『壊しなさい』と言われた後の太宰さんの顔は、今まで見たことのない小栗旬さんで、一番好きな表情でした。自分が褒められるよりも、相手役の表情がすてきだったのがうれしい。それが一番の喜び」と称えると、蜷川監督は「それはりえちゃんに引き出された顔です。もはや芝居を超えていました。小栗旬さんは、その頃には太宰に成り切っていて、本物の瞬間が何度もあった」と語った。

 最後に宮沢は「蜷川監督と同じ時間を過ごせたことは、私の宝物。素晴らしい作品が完成したので、たくさんの人に観てほしい。記録も大切ですが、多くの皆さんの記憶に刻まれるような作品になりました」と。蜷川監督は宮沢について「男気?女気?があってカッコよくて大好きで、常に尊敬しています!一生ついていきます!」と話し「一緒に作品ができてうれしかった」と思いを明かした。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」

「人間失格 太宰治と3人の女たち」
公開中

監督:蜷川実花
出演:小栗旬 宮沢りえ 沢尻エリカ 二階堂ふみ
成田凌/千葉雄大 瀬戸康史 高良健吾/藤原竜也
脚本:早船歌江子
音楽:三宅純
製作:『人間失格』製作委員会
企画:松竹
配給:松竹、アスミック・エース

公式HP:http://ningenshikkaku-movie.com/
公式Twitter、Instagram、Facebook:@NSmovie2019

©2019『人間失格』製作委員会

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