嵐・二宮和也、テレビの力で松本潤に思い届く「JCBさんのおかげ」

エンタメ総合
2019年09月30日
嵐・二宮和也
嵐・二宮和也

 嵐の二宮和也が、 2010年からCMキャラクターを務めているJCBの新CM発表会見に出席した。

 現在放映中の二宮が出演する新TVCM「相棒のように~キャッシュレス定食~」篇は、急速に普及が進み、その盛り上がりが話題となっているキャッシュレス決済をテーマとしたストーリー。

 撮影時のエピソードを聞かれると、二宮は「定食屋でもキャッシュレスが使えますよというCM内容だったんですが、実際に現場でも『本当に(定食屋で)使えるんだ!』ってビックリしている人もいて。創世記な時代になってきたんだなっていうのを感じました。あと、店員役の伊藤修子さんと“キャッシュレス定食”ってすごく言いにくいねって言い合っていました(笑)」と振り返った。

 内容にちなみ“一番キャッシュレスで使うもの”を聞かれると、小声で「僕はもう課金になってしまって…。大人として違うのかなというのは思うんです。なので、後輩におごってます!」と笑った。また「でも何に使っているという明確な答えが出ないぐらい、衣食住、いろんな場面でキャッシュレスは使っています」と語った。

 2010年からCMキャラクターを務めている二宮。今回のCMで30作目となり、これまでのCMの歴史を振り返ることに。

 10年のCM年表が出てくると「こんなにもやったんだ!10年もやらせていただくなんて、本当にありがたいです」と感謝。また2011年1月に放映した『1961篇』は、ワンカット撮影に挑戦しており、「このCMは忘れないです!めちゃくちゃ大変でした」と二宮。続けて「ボードに数字を書くんですが、書く手が決まっていたので、人生史上一番練習したCMです」と明かした。

 また、2014年7月の『ふみ出す人に、世界は微笑む』篇でも、2回目のワンカット撮影に挑戦。「おそらく、1回目の時に私が『すごく大変だった!』というのを文句言っていたんですよね。それを踏まえた上、今回はスタッフの方たちが頑張ってくださって、二宮はただ歩くだけっていう」と振り返った。

 とはいうものの、大変なこともあったそうで「自分がカメラを通り過ぎて、背景にあるスクリーンの映像を映している時にダッシュして次の場所まで移動して…。“ワンカット撮影”って最初聞いたときは、楽なのかな?と思ったんですが、撮影に費やす時間は普通のCMと同じで。でも、スタッフさんと一緒に『こうしよう、ああしよう』ってマンパワーでやっているのがワンカット撮影なので、すごく印象深いです」と語った。

 ここで、2012年のCMで共演した“カエルくん”が登場。10年目突入のお祝いとして、JCBカラーの花束を渡すと、二宮は「カエル君ありがとう!」とにっこり。すると、カエル君が突然、手を広げて飛び跳ねだし、「どうしたの?」と言いつつも動きをまねる二宮。二宮とハグしたいというカエル君の要望に応え「せっかくだからね、おいで!」という二宮とハグしたカエル君は、飛び跳ねて喜んだ。

 2018年11月放映の『寄り道』篇の撮影時でのインタビューで、メンバーの松本潤へ靴をプレゼントするも、まだ履いてくれないというのを話していた二宮。その後について聞かれると「やっぱりテレビの力ってすごいんですね。J(松本)に届けばいいなと思いながら、半分ネタで言ってしまったのが恥ずかしいぐらい、きっちり本人に届いていて、自慢げにはいてきました!」と。続けて「プレゼントした靴っていうのも、彼は日本にとどまっている人間じゃない、世界に飛び立ってほしいという思いで、世界の国旗全部入っているものなんです。渡したら『こんな靴、履けるかよ』って笑っていたんですが、履いてくれて…。JCBさんのおかげですね。『寄り道篇』を撮ってもらわなければ、ずっと松本潤に履いてもらうことはなかったので、本当にありがたいです」と語った。

 最後に「メイキングを見たり、こうやって振り返ってみるとその瞬間を思い出せるのは、映像の力だなって思います。10年が長いってならないように、20年目もあっという間に迎えられるよう頑張っていきたいです。これからもJCBやキャッシュレスの良さを伝えられたら」とメッセージを送った。