テーマ曲は小田和正 新ドキュメンタリー『東京の空』10・27スタート

エンタメ総合
2019年10月18日
小田和正

 東京で生きる人たちを通して、日本の今を見つめるドキュメンタリー番組『東京の空』(TBS)が10月27日(日)からスタートする。

 2020年のオリンピック開催を控え、世界の注目を集める東京。最先端の技術や新たな文化・流行が生まれる場所でありながら、歴史と伝統を有する魅力あふれる街だ。24時間眠らないこの街には、およそ1300万人が暮らしている。ある人は夢に情熱を傾け、ある人は人生に苦闘し…さまざまな人生が“東京の空”の下で繰り広げられている。

 番組は、“東京”をキーワードに、毎回この街に生きる人たちを独自の目線で取材し、日本の今を見つめる。番組のテーマ曲は小田和正の「東京の空」に決定。この楽曲は、2011年発売のアルバム「どーも」に収録されているバラード。すべての人を優しく包み込むような歌詞と美しいメロディーで、ファンの間では名曲の呼び声も高い。

 番組のタイトルも、この曲が由来。スタッフから番組内容を聞いた小田が快諾し、この異例のコラボレーションが実現した。

 10月27日の初回放送では「深夜の東京掃除人」をテーマに、番組の放送時間と同じ時間帯に「東京をきれいにする人々」に密着する。深夜の羽田空港で全長70メートルもの巨大旅客機B777をすべて手洗いで洗い上げる男たちのずぶ濡れの職人技や、新宿の巨大カプセルホテルの中で熟睡する客を絶対に起こさずに掃除する元デザイナーの想い。昭和24年創業、東京スカイツリーの足元で終夜営業にこだわる銭湯は入れ墨OK、下町にこだわる元ヤン従業員と常連客の物語。誰も見ていない真夜中の東京で「掃除」にかける情熱と誇りを追う。

<プロデューサー・熊谷春彦コメント>
新番組『東京の空』は、毎回違ったドキュメンタリー手法を使って番組が作られます。変わらないのは“東京”という舞台と小田和正さんのテーマ曲だけです。1時間という長尺のドキュメンタリーも最近珍しいですが、毎回制作スタッフが入れ替わり、独自の切り口で“東京”という街を描いていきます。

『東京の空』
TBS
毎月最終日曜 深1・20~2・20
(初回10月27日(日)は深2・05~3・05)