『悪魔の弁護人・御子柴礼司』玄理、本村健太郎がレギュラー出演、ゲストに奥菜恵、勝野洋

ドラマ
2019年10月28日
『悪魔の弁護人・御子柴礼司』

 要潤が主演を務めるオトナの土ドラ『悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~』(フジテレビ系)に、玄理と本村健太郎のレギュラー出演、奥菜恵、勝野洋のゲスト出演が決定した。

 本作は、中山七里の傑作ミステリー「弁護士・御子柴礼司」シリーズ(「贖罪の奏鳴曲」「追憶の夜想曲」「恩讐の鎮魂曲」「悪徳の輪舞曲」)をドラマ化。かつて凶悪犯罪を犯した元少年Aがその正体を隠し、どんな依頼人でも必ず勝たせる悪魔の弁護人・御子柴礼司(要)として罪の償いとは何かを問うヒューマン法廷ミステリー。

 追加キャストの玄理が演じるのは、御子柴を追い詰める新聞記者・桜葉あすみ。“悪人”を弁護する御子柴に対し、弱者の代弁者としてペンで戦う女性だ。そして、本職でもある弁護士役での出演となる本村は、有能だが、金にならない仕事には手を抜いてしまう金もうけ至上主義の弁護士・宝来兼人を演じる。

 また、今作では3つの裁判を描くことが決定。奥菜は最初のエピソードとなる「夫殺し」の被告人・津田亜季子、勝野は御子柴の医療少年院時代の教官で、現在はなぜか車いす生活を送っている稲見武雄役で登場する。

<玄理 コメント>
私が演じる桜葉あすみは原作にない、ドラマのオリジナルキャラクターです。世論を代弁するキャラクターだ、とプロデューサーに言われたのが印象的でした。あすみは司法記者で、元犯罪者である御子柴を厳しく追及していきます。その半面、彼女の「世の弱者を守り強い者を討ちたい」という正義感が、時に偏見を呼び、人を傷つけてしまうことの危うさも描かれています。人生のやり直しはあるのか…がこのドラマの大きなテーマですが、過去にとらわれず御子柴に接する洋子と、強すぎる信念から御子柴を断罪するあすみの間で視聴者の皆さんが揺れてくれたら…そしてドラマの終わりには一つの視点にとらわれないことの大切さを共に感じられればうれしいです。

<本村健太郎 コメント>
僕はもともと中山七里さんの「弁護士・御子柴シリーズ」の大ファンで、今回のドラマ化の前から愛読していたんです。あっと驚く大逆転の法廷シーンが痛快で、「ボクもこんな裁判やってみたい!」と憧れていました。ホンモノの弁護士の間でも、御子柴シリーズは「法廷シーンがリアルで面白い」と評判なんですよ。今回のドラマは、原作の面白さを忠実に再現した仕上がりになっていますので、原作を読んでいない人も、きっと法廷シーンのワクワクする高揚感と、爽快な読後感をお楽しみいただけると思います!

<奥菜恵 コメント>
津田亜季子を演じます奥菜恵です。私自身、久しぶりのドラマ出演ですが、明るく温かいスタッフ・キャストの皆様のおかげで、心地良い緊張感と亜季子を演じられる喜びもあいまって、楽しく撮影に参加させていただいております。亜季子という女性の抱える闇は大変深く重いものですが、体現できるよう芯を持って最後まで全力で挑みたいと思います。

<勝野洋 コメント>
とにかく台本が面白くて引き込まれました。元少年Aの人生を描いたドラマでメッセージ性が強いです。演じるのは医療少年院の元教官なのですが、「死ぬまで自分の罪に向き合い戦え」というせりふがあります。過ちを犯したら、たとえ刑が軽くなっても自分を許すことなく償い続けろという稲見の姿勢にとても共感しました。人間だから過ちはあると思うんです。ただ、その過ちを人が指さして責めるとかそんなことはする必要なく、自分で自分をちゃんと見ていることが大事。「人を裁かず自分を裁け」というテーマは人として大事だと思いました。車いすの役は初めてでちょっと腰が痛くなりました(笑)。なぜ稲見が車いすなのか。そこにもドラマがありますので楽しみにしていただければと思います。

オトナの土ドラ『悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
12月7日(土)スタート
毎週土曜 後11時40分~深0時35分

出演:要潤、ベッキー、玄理、本村健太郎、田中こなつ、奥菜恵、勝野洋、津田寛治ほか