• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

『少年寅次郎』最終回!井上真央「『日本一の兄妹』のお母ちゃんになれて幸せでした」

『少年寅次郎』

 11月16日(土)に最終回を迎える『土曜ドラマ「少年寅次郎」』(NHK総合)の取材会に、番組の制作統括・小松昌代が出席。寅次郎役の井上優吏と平造役の毎熊克哉について語った。

写真をもっと見る(全5枚)

 本作は、山田洋次監督が小説で描いた映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎の少年時代を岡田惠和脚本でドラマ化。映画では描かれていない寅次郎の出生の秘密から子供時代、思春期を描く。寅次郎の育ての親・車光子を井上真央、寅次郎の父・平造を毎熊、中学時代の寅次郎を井上優吏が演じている。

 11月9日放送の第4話では、13年前くるまやの前に寅次郎を置いて消えた産みの母・お菊(山田真歩)と寅次郎(井上優吏)の再会が描かれた。最終話では、光子(井上真央)の腰痛が悪化。しきりに腰を押さえるようになり、車家の人々は心配でならないのに、平造(毎熊)だけは知らん顔。寅次郎はそんな父が許せない。そして、香具師の政吉と知り合った寅次郎は外の世界にも目を向け始める。

 第3話の後半から最終回まで寅次郎を演じた井上優吏について小松は「一番最初に撮影したシーンはガチガチで、みんなでそれをほぐすのに必死でした(笑)。でも、1か月半の撮影でどんどん顔つきも変わってきて、演出家に言われなくても、寅次郎の気持ちの動きを自分で考えて演じられるようになりました」と成長を語った。

 続けて「井上君は寅次郎の気持ちをくみ取る感覚がものすごく優れています。岡田さんの脚本には、このシーンはどんな気持ちでというのがト書きで書いてくれているのですが、そこを自分なりに一生懸命考えて演じてくれています」と称賛した。

 毎熊が演じる寅次郎の父・平造については「岡田さんが平造のことをドラマの中のすごくスパイシーな部分とおっしゃっていましたが、平造はとても難しい役です。平造はダメ親父ですが、一番家族に救われていますし、恵まれている。平造を演じる方にはどこか憎めないところがなくちゃいけないと思いました」と。

 毎熊へのオファーについては「毎熊さんが主演する舞台を拝見して、平造役はこの人だと思いお願いしました。実際は素朴なあんちゃんみたいな方なので、平造とのギャップも魅力的でした。すごく真面目な方なので、最初は平造のせりふにすごく苦労していましたが、本人にない部分を演じたほうが面白い味が出てくるだろうと思いました」と明かした。

 渥美清が映画「男はつらいよ」で演じた寅次郎を彷彿とさせる毎熊の演技も話題に。「毎熊さんは渥美さんの作品を相当見ていると思います。寅次郎には平造のDNAが入っているので、1話、2話の調子の良い感じは渥美さんの演じた寅さんのようでした。視聴者の方々にもそう思っていただけているとうれしいですね」と語った。

 また、最終回に向けて井上真央からの「ほんのひと時、小さな時間を小さな幸せを、大切にていねいに描いたこの作品が私も大好きです。『日本一の兄妹』のお母ちゃんになれて、幸せでした。もうお別れとなってしまうことが残念でなりませんが、どうか多くの皆さんに、寅ちゃんの旅立ちと成長を、そして車家を最後まで見守っていただけたらうれしいです」というメッセージも紹介された。

『土曜ドラマ「少年寅次郎」』最終回
NHK総合
毎週(土)後9・00~9・49
出演:井上真央、井上優吏、毎熊克哉、泉澤祐希、岸井ゆきの、野澤しおり、山田真歩、井頭愛海、しゅはまはるみ、山本浩司、岸谷五朗、石丸幹二ほか

©NHK

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える