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三吉彩花「やっときたか!という思い」映画『犬鳴村』公開

映画「犬鳴村」初日舞台あいさつ

 映画「犬鳴村」の初日舞台あいさつが行われ、主演の三吉彩花をはじめ、坂東龍汰、古川毅、宮野陽名、大谷凜香、清水崇監督、主題歌を務めたMs.OOJAが登壇した。

 初日を迎え、三吉は「一昨年の冬に撮影したのですが、期間が一年空いていて結構忘れてしまった部分もありました。でもインタビュー取材や番組に出させていただいたりして、撮影のことを聞かれるごとにいろいろ思い出していきました。今は、やっときたか…!という思いです」と。

 坂東は「初日から3日間ぐらいが一番過酷だったんです。映画の最後に出てきて一番迫力のある村のシーンが、実は最初の撮影だったんです。一番大変なシーンでした」と撮影を振り返った。

 宮野は「当時中学3年生だったので、鹿児島から通っていた時期だったんです。今は上京してきましたが、そんな時に関われた作品が世に出ていくんだと思うと、幸せな気持ちでいっぱいです」と話し、キャストからは「中学3年生!」と驚きの声が上がった。

 主題歌「HIKARI」を手掛けたMs.OOJAは「久しぶりにお会いした方もいて、一年ちょっとでの成長がすごいなって思いました。もはや母親目線です」と話し、笑いを誘った。

 清水監督は「最初の撮影現場がものすごい山奥だったので、たくさんカメムシがいたんです。皆が待っている部屋もカメムシがすごくいて、いっぱいいても、もう何も言わなくなってましたね(笑)」と話し、三吉も「飲もうとしたペットボトルにカメムシがくっついてて、持ったらグシャ、としちゃって、くっさーい!ってなりましたね。でもほんとにカメムシがきっかけでみんな仲良くなりました(笑)」と和気あいあいとした撮影現場の裏側を語った。

 映画の感想を聞かれると三吉は「洋画のホラーは好きなのですが、日本のはじっとりしていて、知ってる風景も出てくるので苦手です。なので、監督の作品観たことないです。すみません、、、って最初に謝りましたね。でも、そんな私でも、最初は驚いてしまう部分が多いのですが、後半は切なさ、悲しさが入っていて、フラットに観れました」と。

 坂東と完成した映画を観たという大谷は「坂東君は、見ている時本当にうるさかったです!動きもあったし、すごく迷惑でした。一人でまた劇場で観ようと思います!」と坂東に苦情を入れ、坂東はたじたじに。

 古川は「ホラー界の巨匠・清水監督の『呪怨』と言えば、誰もが通る道。でも僕はその道を通らず、制作側に来てしまいました。ジャパニーズホラーは身近にありそうだし、リアリティがある。フィクション・ノンフィクション、怖がりながらも楽しめる部分が多いです」とアピールした。

 Ms.OOJAは主題歌「HIKARI」に込めた思いについて「ホラー映画は苦手なんです…『呪』を見てトラウマになったので。不安はたくさんあったのですが、清水監督と音楽の海田さんとたくさん、話し合って作りました」と話し、清水監督バージョンの歌詞があったことも暴露。「五臓六腑とか、臓器、って歌詞が書いてあって…」と話すと、会場は笑いに包まれた。

 本作はフランスの「ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭」で審査員賞を受賞。清水監督は「雪山で行う結構大きい映画祭で、僕も昔審査員をやっていたので感慨深いです。審査員賞は、最優秀賞に次ぐ二番手の賞ですからね」と話し、会場からは盛大な拍手が送られた。

 そして、犬鳴村が実在するといわれている、福岡県宮若市の有吉哲信市長も舞台に登場。「福岡県、宮若市を知ってる人います?犬鳴村が存在するという話なので地元の評判がさまざまですし、少し複雑な気持ちではあります。でも、宮若市はモノづくりの街。輝く歴史がある所です。ぜひ、皆さんも宮若市に来てください!」と宮若市のアピールをした。

 最後に清水監督は「怖いだけじゃないです。ホラーは若い人向けの娯楽と思われがちですが、中高年の人にも楽しんでほしいです。日本人は自分の置かれている状況や背景、歴史をちゃんと捉えて、映画に込められたメッセージを読み取るといったリテラシーが低いのかなって思っていて、ホラー映画でもそこら辺も考えていただけたらと思い、いろんなメッセージを込めて作りました。最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。

「犬鳴村」
公開中

<出演>
三吉彩花 坂東龍汰 古川毅 宮野陽名 大谷凜香 奥菜恵 須賀貴匡 田中健 寺田農 石橋蓮司 高嶋政伸 高島礼子

<スタッフ>
監督:清水崇
脚本:保坂大輔 清水崇
企画プロデュース:紀伊宗之

©2020「犬鳴村」製作委員会

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