先輩ルパパトが後輩キラメイジャーにムチャぶり!「ヒーローは度胸が必要」

エンタメ総合
2020年02月10日
「スーパー戦隊MOVIEパーティー」

「劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO【スーパー戦隊MOVIEパーティー】」の初日舞台あいさつが行われ、伊藤あさひ、濱正悟、結木滉星、横山涼、奥山かずさ、小宮璃央、木原瑠生、新條由芽、水石亜飛夢、工藤美桜、山口恭平監督が登壇した。

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 テレビ朝日系で放送中のスーパー戦隊第43弾『騎士竜戦隊リュウソウジャー』と、前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の警察と快盗が入り乱れる『スーパー戦隊VSシリーズ』の最新作。これまで「スーパー戦隊祭」というくくりで展開されてきた戦隊映画シリーズだが、今回から「スーパー戦隊MOVIEパーティー」という新たな装いで再登場し、3大スーパー戦隊が集結する。

 公開初日を迎え、ルパンレッド/夜野魁利役の伊藤あさひが「まさか3戦隊が同じ映画に出るという…」とコメントし始めると、パトレン1号/朝加圭一郎役の結木滉星が「あ、かぶったわ…」とポツリ。「あ、ごめんね!」と伊藤は謝りつつ「3戦隊…あ、(キラメイジャーも合わせて)4戦隊か!一緒に出られるとは思わなかったですし、今日はキラメイジャーの皆さんとあいさつできるとは思わなかったです」と。

 伊藤のあいさつを受け、結木は「僕たちの2つ後の戦隊と一緒に立てることがうれしいです。たぶんルパパトぐらいだと思いますし、皆さんのおかげで立てていると思います、ありがとうございます!」と語った。

 そして、キラメイレッド/熱田充瑠役の小宮をはじめ、キラメイジャーキャストは一般客がいるイベントに初参加。小宮が「ついにこの日が来たなと。映画の出演は初めてですし、すごく緊張していますが、ありがたい気持ちでいっぱいです!」と初々しくあいさつした。

 『魔進戦隊キラメイジャー』は、3月8日(日)の放送スタートに先駆け、劇場版でテレビ放送につながる始まりの物語がお披露目。見どころを聞かれた小宮は「何といっても、それぞれのキャストの職業やきらめいているところに注目です。僕は地味な高校生なんですが、なぜキラメイジャーに選ばれたかなどの続きは1話で描かれるので…」と話すも、不安になったのか、ルパパト陣を見て「どうしましょう?」と。すると、伊藤が1歩前に出て「なので、皆さん1話を楽しみにしていてくださいね!僕も最初は17歳だったから、大丈夫だよ、頑張りましょう!」とフォローした。

「僕たちの『エピソードZERO』より、ルパパトの話もしたくて」と切り出したのは、キラメイイエロー/射水為朝役の水原瑠生。「ルパパトが登場する1シーン、1シーンがエモくて、見ていて涙ぐんでしまって。僕らも憧れのルパンブルーさんの名乗りのように、1年間通して愛されるせりふがあると思うのですが、それが『エピソードZERO』に詰め込まれているので、探してみるのも一つの楽しみだと思います!」と話すと、ルパンブルー/宵町透真役の濱正悟が「ルパンブルー」と名乗り、会場&キラメイジャーキャストから歓声が上がった。

 キラメイグリーン/速見瀬奈役の新條由芽は「登場シーンがキャストそれぞれの得意分野になっています」と明かし「私が演じる瀬奈は陸上選手なので陸上をやったんですが、初めての変身シーンだったのになんと1回でOKが出たんです」と語ると、「それはすごいね!」と次々に褒めるルパパト陣。

 すると、パトレン2号/陽川咲也役の横山涼が「やっぱりグリーンって優秀なんですよ!」と前に出て話すも、パトレン3号/明神つかさ役の奥山かずさから「え、うそだ!何回やらされてた?」と詰め寄られる場面も。

 キラメイブルー/押切時雨役の水石亜飛夢は「キャストそれぞれの職業や役柄が個性的というか立っているので、放送を先駆けで登場するので、より(放送スタートから)応援したくなる…してくれたくなる…」としどろもどろ。「僕、最年長なのでしっかりしたいのですけど…一番は、それぞれの推しを探してほしいです!」と。

 水石演じる押切はイケメン人気アクション俳優という役どころ。「劇場版では、時代劇に挑戦していて。本編も今の段階で3役ぐらい演じているので、楽しみにしてもらえたら」と語った。

 キラメイピンク/大治小夜役の工藤美桜は「隊員服もそれぞれの私服もキラキラしているので、衣装にも注目です。あと、変身シーンも個性が出ているので細かいところまで見ていただけたら」と。

 工藤が演じる小夜は、美人すぎるスーパードクターという役どころのため、手術シーンもあるという。「個人的にすごく不器用なのですが、教えていただいた医療指導の方から『上手だね』と褒められて、自信のあるシーンになりました。どんどんスーパードクター感を出していけたら」と笑顔で語った。

 ここで、先輩のルパパトキャストからキラメイジャーキャストへアドバイスが。奥山が「ヒーローは度胸が必要だと思うので、楽屋でやっていたルパンブルーのモノマネを今披露して、一皮むけるというのはどうでしょう?キラメイブルーとキラメイイエロー!」と木原と水石を指名。すると、「この流れで振られるとは予想外だった…!」と焦る水石たちだが「じゃあ、僕が動きで木原が声担当なんです!」と舞台の中央へ行き、モノマネを披露した。

 後輩のモノマネを見た濱が「じゃあ僕も…」となぜか結木を舞台の中央に連れていき、濱の「スーパールパンブルー!」の名乗りに合わせ、結木が勢いよくのけぞるというパフォーマンスを。

 会場から笑いと拍手が送られるも、濱は「ちょっと名乗りが1発ギャグ化するのイヤだな」とポツリ。しかし、そんな濱をよそに木原と水石は「今日のために、1~2週間ずっと練習していました!度胸つきました!」とうれしそうに話した。

 また、結木から「プロデューサーにこびを売れば…」とヒーローらしからぬ発言が飛び出し、伊藤から「生々しすぎる、カメラ止めてください!」と怒られてしまうひと幕も。あらためて結木は「やっぱり朝が早いので、遅刻だけには気を付けて」と真面目なアドバイスを送った。

 これまでのルパパトたちの自由な発言&行動を見ていた横山は「カッコいいヒーローを目指しつつ、(ルパパトを指して)こうならないようにね!」と締めた。

 最後に結木が「今日で僕らと会える機会がなくなると思いますが、その分映画を何回も見ましょう!公開されている期間は毎日、毎日見に来てください!」、伊藤が「ルパパトはこれで見納めになるかと思いますが、キラメイジャーのスタートダッシュ、そしてリュウソウジャーのクライマックスを見届けてください。そして、これからも戦隊の沼に漬かってください(笑)。今日は来てくれてありがチュー!」と。そして、小宮が「これからもスーパー戦隊シリーズを応援してください!」とメッセージを送った。

「劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO【スーパー戦隊MOVIEパーティー】」は新宿バルト9ほかで公開中。