加藤小夏がモーションキャプチャーに挑戦!「踊ってミタ」特別映像解禁

映画
2020年03月11日
「踊ってミタ」

 岡山天音主演の映画「踊ってミタ」の特別映像が解禁された。

 本作は、「踊ってみた」「ボカロ」「Vtuber」など日本発のインターネットカルチャーを題材にしたヒューマン・ダンスムービー。町おこしのため、つながりの薄かった人間たちが「踊ってみた」を通じて触れ合い、一歩踏み出し、自身と向き合うことで生きる活気や絆をとり戻していく姿を描く。監督・脚本は、岡山主演の「チキンズダイナマイト」「ポエトリーエンジェル」でも監督を担当した飯塚俊光。

 主人公・三田を岡山が演じ、共演には、ヒロインで元アイドルの女子高生・古泉ニナ役で加藤小夏、三田と同僚の観光課職員・真鍋役で武田玲奈、ツンデレヤンキーのミネタ役で横田真悠らが出演する。

 楽曲を提供するのは、再生回数累計1億超を記録し、ボーカロイド初の「NHKみんなのうた」起用など、音楽シーンを塗り替えたボカロ・プロデューサー・40mP。ニコニコ動画「踊ってみた」で絶大な人気を誇りDJとしても活躍する踊り手・めろちんが振付を担当する。

「踊ってミタ」

 公開されたのは、劇中に登場するVTuber・ハイドランちゃんが踊る劇中歌「雨のちキス」の踊ってみた映像と収録現場のメイキング映像。メイキングでは、ヒロインを演じた加藤がハイドランちゃんのダンスをモーションキャプチャーしている様子が映し出される。

「踊ってミタ」

 加藤が演じる古泉ニナは、アイドルを辞めて同時に踊ることも引退したが、VTuber・ハイドランちゃんとしてひそかにダンスを続けていたという設定。よりリアリティを出すためニナ役の加藤がモーションキャプチャー収録を行った。

 人生初のモーションキャプチャー収録に挑んだ加藤は、「かわいらしく見せる動き、踊り方は想像していた倍、難しかったです。完成したハイドランちゃんを見た時、私の分身を見ているような不思議な感覚になりました。現代だからこそできる『Vtuber』というコンテンツを、古泉ニナとして経験できたことをうれしく思います。ニナのハイドランちゃんをかわいがってあげてください」と振り返っている。

 映像は、ハイドランちゃん役を演じたバーチャル女優・ユニティちゃんのYouTubeチャンネル「unity-chan!チャンネル」で公開されている。

映画「踊ってミタ」
公開中

<STORY>
スマホひとつで誰もが発信できる時代。東京で映像作家の夢破れた三田は、春野山町役場シティプロモーション課で働いていた。深刻な過疎化、観光資源なし、あるのは名物・干し芋と自然だけ。イケてるクリエイターとはあまりにもかけ離れたド田舎で、三田は現状を認められないまま腐っていた。
そんな折、町を活性化しろとの町長・丸山の命令で観光動画を制作することに。しかし意識は高いがセンスはゼロの三田。見かねた同僚の真鍋の提案により “踊ってみた”動画作成をスタート。だが、期限はたったの2週間。集まった踊り手は、真鍋の妹で金髪ヤンキーのミネタ、盆踊り大好き外国人ダリ、そしてパラパラを踊るお爺ちゃんとその孫のたった4人…。
さえないメンツに気落ちする三田は、ご当地アイドル“星いもco.”の元メンバー・古泉ニナが町にいることを知り加入を迫るが「変態」と罵られ取り付く島もない。
まとまらないメンバーに町長の無茶ぶり、町の人にも白い目で見られ制作は難航。それでも、三田の奮闘により完成が近づく中、町全体を揺るがすネット大炎上事件が起こる。町長は辞職し、なぜか責任を問われた三田はついにブチ切れ、シティプロから逃げ出してしまう。
動画制作を真鍋に押し付け“すぐやる課”に異動した三田だったが、偶然シティプロ解体の危機を知る。新町長からの存続の条件は町のイベントで“踊ってみた”を生配信し、1万人同時視聴を達成という到底無理な命令だった…。

<CAST>
出演:岡山天音、加藤小夏、武田玲奈、中村優一、横田真悠、ルー大柴、川原瑛都、えんどぅ、西村瑞樹(バイきんぐ)、松浦祐也、ふせえり、早出明弘、森田想、白石優愛、小牧那凪、ゆってぃ、冨樫真、BOB、りりり、霜月めあ、大鳥こはく(角元明日香)、山本匠馬、味岡ちえり、やついいちろう、有馬和樹(おとぎ話)、中島ひろ子

<STAFF>
監督・脚本:飯塚俊光
音楽:40mP
振付:めろちん
CGディレクター:天野清之
配給:東映ビデオ

公式サイト:odottemita-movie.jp

©2020「踊ってミタ」製作委員会