『麒麟がくる』信長の弟・信勝役の木村了が初登場「常にセンサーを張りながら演じました」

ドラマ
2020年03月15日
『麒麟がくる』

 大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)に出演する木村了からコメントが届いた。

 木村が演じるのは、織田信長(染谷将太)の弟・信勝。うつけと呼ばれる兄・信長とは違い、色白で美しく賢いことで、母・土田御前(檀れい)の寵愛を受ける。信勝は3月15日(日)放送の第9回で初登場する。

 大河ドラマは『風林火山』以来の出演となる木村は、「13年ぶりに大河ドラマに出演させていただきます。今回、織田信勝を演じることになり、図書館に行ったり文献を調べたりしましたが、信勝はほとんど史実に残っていません。『信長を追っているドキュメンタリーにちょっとだけ現れる信勝』というくらいの情報量しかありませんので、これはキャラクターを自分で作るしかないなと思いました」と役作りについて明かした。

 続けて「この役に対してどのくらい自分がアプローチできるのか、今回僕にとってはとてもチャレンジでしたし、『麒麟がくる』の中でどのくらい信勝の印象を残せるのか、常にセンサーを張りながら演じさせていただきました」と振り返った。

 役柄については「母上である土田御前と信勝はとても仲良しですので、信長、信勝そして土田御前のそれぞれの距離感の違いを感じていただきたいです」とアピール。そして「この関係がこの先の展開にどのようにつながっていくのか、毎回短いシーンではありますが、それを見逃さずにご覧いただけると、信勝の最期がとても興味深く、そして切なく見えてくるのではないかなと思います」とメッセージを送った。

大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・43

©NHK