能装束の草薙素子が電脳空間で舞う!VR能『攻殻機動隊』本ビジュアル解禁

エンタメ総合
2020年05月30日
VR能『攻殻機動隊』

 8月22日(土)、23日(日)に上演される舞台「VR能『攻殻機動隊』」の本ビジュアルが解禁された。

 “VR能”は最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台。今回は日本が世界に誇るSF漫画の傑作である「攻殻機動隊」を能で表現する。

「攻殻機動隊」はテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』シリーズ、劇場版アニメ「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作され、今年4月より最新作『攻殻機動隊SAC_2045』が配信されている。

 演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB48版「仁義なき戦い」など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督・奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどで知られる藤咲淳一。

 映像技術は、舞台版「攻殻機動隊ARISE」、3D能シリーズなどで日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)。VR技術は国内のVR研究での第一人者・稲見昌彦(東京大学教授)が担当する。

 出演は坂口貴信、川口晃平、谷本健吾ら現在の能のシーンを牽引する観世流能楽師。世界初・本邦初のさまざまな技術と日本の伝統芸能の先鋒が融合し、「攻殻機動隊」の世界を再現した舞台芸術の未来を創る。

 公開された本ビジュアルでは「伝統を超えた電脳の世界へ」というキャッチコピーとともに最先端の世界を表現。中央に映る主人公・草薙素子は紫色の唐織を羽織り、右手には金色と赤のコントラストが美しい扇を持つという、豪華絢爛な能装束に身を包んでいる。

「攻殻機動隊」の世界観を表したサイバー空間に浮かび上がるような素子の様子は、伝統芸能と最新技術の融合を表現している。

 公演チケットは5月30日(土)より先行発売スタート。6月20日(金)から一般発売が開始される。

「VR能『攻殻機動隊』」
公演期間:2020年8月22日(土)、23日(日)
会場:世田谷パブリックシアター

原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
出演:坂口貴信、川口晃平、谷本健吾ほか(観世流能楽師)
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
3D技術:福地健太郎(明治大学教授)
VR技術:稲見昌彦(東京大学教授)
プロデューサー:神保由香、盛裕花
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会

公式サイト:http://ghostintheshellvrnoh.com/