『第41回ABCお笑いグランプリ』チャンピオンはコウテイ!霜降り明星・粗品も大号泣

エンタメ総合
2020年07月13日

お笑い異種格闘技戦『第41回ABCお笑いグランプリ』の決勝が、7月12日(日)にABEMA SPECIALチャンネルで3時間にわたり生放送。激戦を勝ち上がった12組の中から、コウテイの優勝が決定した。

今年で41回目の開催となる本大会の決勝には、総勢480組のエントリーを勝ち抜いたオズワルド、からし蓮根、カベポスター、コウテイ、さや香、世間知らズ、そいつどいつ、滝音、チェリー大作戦、ビスケットブラザーズ、フタリシズカ、ベルサイユの計12組が登場。4組ずつ3ブロックに分かれ対決し、各ブロックの1位同士が最終決戦で激突した。

決勝を前に、ミルクボーイ、霜降り明星、エンペラーの3組が登場し、スペシャル漫才を披露。会場を沸かせた後、いよいよAブロックの進出者から順に渾身のネタを繰り広げていく。

最終決戦には、Aブロックからオズワルド、Bブロックからコウテイ、Cブロックからフタリシズカが進出決定。オズワルドは伊藤俊介、畠中悠による独特な世界観の漫才で実力を見せつけた。コウテイは、まさにコウテイらしい勢いのあるネタで会場中を笑いに包んだ。そして、フタリシズカも横井かりこるの不思議なキャラクターと加賀谷秀明の安定した突っ込みで、会場を大いに盛り上げる。

3組が全力を出しきった後、ついに結果発表。会場の緊張感が高まる中、オズワルドが654点、コウテイが666点、フタリシズカが635点を獲得し、第41代目の王者はコウテイに決定。優勝が決まった瞬間、コウテイの下田真生は「よっしゃー!」と喜びを爆発させ、九条ジョーも涙を流しながら「MKです、めっちゃ気持ちいい」と想いを語った。

最終決戦を見届けたハイヒールのリンゴは、「3組ともファイナルステージにふさわしかった。ただ、ネタの勢いとかが1枚コウテイが上手だった。私ももらい泣きしそう…よかったです」と解説。メインMCの山里亮太(南海キャンディーズ)も目に涙を浮かべるなど、会場中が感動に包まれながらエンディングを迎えた。

決勝終了後、霜降り明星をMCに迎え、優勝者による特別番組を生放送。番組冒頭では、1番可愛がっているという後輩芸人の優勝に、粗品も思わず大号泣する場面も。その様子に相方のせいやは、「さっきから感極まりすぎて4回くらい噛んでる(笑)」と突っ込み、笑いを誘った。さらに優勝直後のコウテイと中継がつながると、下田は粗品に対し「(優勝)獲ったよ!アニー!最高です」と叫び、九条も「やっと認めてもらえました…」と再び号泣。

その後、スタジオにやってきたコウテイに、今後の目標月収を質問すると下田は「マジで120万円」と即答。粗品が「東京進出は考えてないの?」と尋ねると、「九条と話をしていたのが、無冠のうちは東京進出やめとこうって言ってたんですよ。今回ABC獲らせていただいて、僕はわからなくなってます。東京進出ありえます」と、今後についても語った。

さらに、全国の視聴者が選ぶ、1番インパクトを受けたと思う芸人を投票で決める「ABEMA賞」を発表。横井が演じる不思議なキャラクターが注目を集めたフタリシズカが選ばれ、「ABEMA冠番組 出演権」がプレゼントされた。なお、決勝進出者12組の渾身のネタや、コウテイの2人が語った喜び溢れる今の気持ちは「ABEMAビデオ」で視聴が可能となっている。

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