自在置物作家・満田晴穂の超絶技巧に迫る『情熱大陸』7・19放送 | TV LIFE web

自在置物作家・満田晴穂の超絶技巧に迫る『情熱大陸』7・19放送

エンタメ総合
2020年07月18日

『情熱大陸』

7月19日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、自在置物作家の満田晴穂の超絶技巧に迫る。

虫、蛇、甲殻類から龍などの幻獣まで、さまざまな生き物の姿を金属で再現し、まるで生きているかのように「自在」に動かすことができる金属工芸品・自在置物。江戸時代中期、太平の世で職を失った甲冑師によって生み出されたと言われており、依頼、伝統工芸として技術の継承が繰り返されてきた。

満田は、そんな江戸時代から続く自在置物の技術を継承した国内唯一の作家だ。個展を開催すると販売の抽選に100人の行列が出来るほどの人気ぶりで、昨年4月にはロンドンで個展を開催した。

満田が作るのは、人気の昆虫のクワガタムシから、その見た目から敬遠されがちな虫の代表格・ゲジ(ゲジゲジ)まで分け隔てない。妻に「何でこれを作ったの?」と突っ込まれるほど、マイナーな昆虫をも愛する、根っからの虫好きだ。

満田の持ち味は、徹底した観察眼と緻密な手業。本物の標本を隅々まで解体して採寸。普段は閉じられて見ることのできないオニヤンマの口の中でさえ、金属で精密に再現する。本物と見紛うほどの作品は「たまたま金属で生まれてきた命」とも評される。

明治時代以降、長らく海外に作品が渡り、国内では日の目を浴びなかった自在置物。令和に受け継がれた唯一無二の超絶技巧に迫る。

<自在置物作家/満田晴穂 プロフィール>
1980年、鳥取県生まれ千葉県育ち。幼少期から里山が遊び場の昆虫好き。手先が起用で5ミリ四方の紙で折り鶴を作る技巧派の少年だった。4回の浪人生活を経て入学した東京藝術大学の授業で、自在置物師・冨木宗行に出会う。過去のものと思い込んでいた自在置物が、現代まで継承されていたことに感動し、その日のうちに弟子入りを申し込んだ。今までに作った生きものは150種以上。
「全日本金銀創作展」開催委員会会長賞受賞。「平成28年度日本文化藝術奨学金」において「第8回創造する伝統賞」受賞。七宝作家の妻、4歳の娘の3人暮らし。幼い頃は「ヤドカリ」になりたかった、プラモデルとゲームを愛してやまない40歳。