ピース又吉 理想の生前葬は「半生を朗読中に相方・綾部が壁を突き破ってハーレーで登場」

エンタメ総合
2020年09月02日

『生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ-』が、第10回「衛星放送協会オリジナル番組アワード」のバラエティ部門で最優秀賞を受賞。MCを務めたピースの又吉直樹が、都内で行われた授賞式に登壇した。

「衛星放送協会オリジナル番組アワード」とは、一般社団法人衛星放送協会が、BSとCS各放送局の強みを生かした優れたオリジナル番組の制作促進と、その認知向上を目的に2011年に創設した賞。

10回目を迎える今年のバラエティ部門で最優秀賞を受賞した『生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ-』は、BS12 トゥエルビで2020年3月に放送された新感覚のバラエティ番組だ。

ゲストを招いて「様々なカタチの生前葬」を紹介しながら、「その人の半生がいかなるものだったのか」をMCの又吉とゲストで振り返っていく。番組内では芸能生活50周年を迎える間寛平とホラー作家・岩井志麻子をゲストに、2人の生前葬をプロデュースした。

今回の授賞式は9月1日によみうり大手町ホールで行われ、又吉のほか、渡辺文乃(BS12 トゥエルビ/事業開発部兼営業部)、池上直樹(同/編成部)が出席した。

審査員を務めた田中早苗は、MCの又吉について「誠実さを持ってゲストと対面し、深い話を心地よく聞かせる。素晴らしい司会者あっての番組。企画・構成・内容ともに素晴らしい」と高評価。

それに対して、又吉は「僕がMCとして呼んでもらえたのは、たまたま葬儀が似合う雰囲気だったのが大きい」と自虐的に語りつつも、「放送後は周囲から反響がありました」と手応えを感じていたようだ。

番組の印象については「誰かがお亡くなりになった後に、追悼番組などでその人の魅力が伝えられることがあるけれど、生きているときにその方の魅力を伝えることができるのは価値のあること」と、テーマに共鳴した又吉。受賞にあたりトロフィーと米俵一俵が番組側に贈呈されるが、「この後に米俵一俵をどう分けるか、番組側と協議したい」とユーモアたっぷりのコメントで笑いを起こした。

また、自身の生前葬を行う場合は「お笑い芸人、小説家、ピースという3つを上手く組み合わせたい。半生を朗読している最中にバイクの音が聞こえてきて、壁を突き破って相方の綾部祐二がハーレーで登場する」と地味さと派手さを兼ね備えた内容をリクエスト。

参加したい生前葬はやはり相方・綾部祐二のもので「自分がプロデュースできるのならば、熟女1万人パレードの生前葬をやってみたい。怒られそうだけれど、綾部さんらしさを出したものが出来たらいい」と相方の嗜好をしっかりと反映した生前葬を妄想していた。

なお、『生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ-』は、11月4日(水)にBS12 トゥエルビにて再放送を予定している。

<番組情報>

『生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ-』
BS12 トゥエルビ
2020年11月4日(水)後8・00〜再放送

<WEB>

公式サイト:https://www.twellv.co.jp/program/variety/seizensou/