コロナで中止の加藤シゲアキ初脚本舞台『染、色』21年5月に復活上演 主演はAぇ! group正門良規【コメントあり】

エンタメ総合
2020年12月28日
NEWS・加藤シゲアキ
NEWS・加藤シゲアキ

NEWSの加藤シゲアキが原作・脚本、Aぇ! groupの正門良規が主演を務める舞台『染、色』が、2021年5月から東京、大阪で復活上演されることが決定した。

本作は、今年6月の上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてやむなく中止に。しかしこのたび、来年の同時期に復活上演することが決定した。

原作は、第164回直木賞候補としても名が挙がった加藤が2015年に出版した短編小説集「傘をもたない蟻たちは」(KADOKAWA/角川文庫刊)に収録された「染色」。これまでも、自著の映画化・ドラマ化がされてきたが、自身によって舞台化&脚本を手掛けるのは初の試みとなる。

『染、色』

主演を務めるのは、19年に結成された関西ジャニーズJr.のユニット“Aぇ! group”のメンバーで、「映画 少年たち」やドラマ『恋の病と野郎組』、朝ドラ『スカーレット』にも出演した演技派の正門良規。19年に『僕らAぇ! groupって言いますねん』でグループ単独初主演を果たした正門が、本作で自身の才能に葛藤する等身大の美大生・深馬役を演じる。

そのほか、壁にグラフィックアートの落書きをする謎の女性に三浦透子、深馬の大学の友人役に松島庄汰と小日向星一、深馬の恋人役に黒崎レイナ。そして深馬が所属するゼミの教授役を、実力派俳優の岡田義徳が務める。

演出家・瀬戸山美咲
演出家・瀬戸山美咲

演出は、「埒もなく汚れなく」「夜、ナク、鳥」「わたし、と戦争」等、現代の問題を描き続けてきた瀬戸山美咲。自身が作・演出を担当する劇団「ミナモザ」での公演だけにとどまらず、「アズミ・ハルコは行方不明」「リバーズ・エッジ」などの映画脚本も手掛け、舞台の外部公演では、昨年演出した「THE NETHER」で今年の読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。さらに第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞も受賞している。

舞台「グリーンマイル」(17)で主演×演出としてタッグを組んだ加藤と瀬戸山が、今度は脚本×演出としてタッグを組み、原作の世界と可能性を広げる。

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