クリープハイプ尾崎世界観が『情熱大陸』に出演 芥川賞発表の瞬間、新たな曲作りの現場に密着

エンタメ総合
2021年03月07日

『情熱大陸』

3月7日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 後11・00~11・30)に、ミュージシャンの尾崎世界観が登場する。

第164回芥川賞。その候補の中に、ロックバンド“クリープハイプ”のフロントマンを務める尾崎の名前があった。

バンドでは、作曲と作詞を担当し、男女それぞれの視点で描かれる日常や恋愛、押韻や比喩を用いた表現は、時に文学的と高く評価されてきた。

2016年に「祐介」で小説家デビュー。芥川賞候補となった小説「母影」(おもかげ)は、母と暮らす生活を少女目線で書いたもの。1年をかけて書き連ね、コロナ禍で完成させた渾身の作品だ。

昔から「人間の内側に入っていくような小説が好き」と言う尾崎。しかしなぜ、自ら小説を書くようになったのか。そして今、表現者としてどんな世界へ向かっているのか。

番組では、芥川賞の候補となり多忙を極める日々から、思い出のライブハウスでメンバーと共に迎えた発表の瞬間、新たな曲作りの現場を取材する。

さらに、福島では、憧れの作家・柳美里と初対面。芥川賞をはじめ、全米図書賞(翻訳文学部門)も受賞し、国際的な評価を受ける柳は、尾崎の作品を読み込んで待っていた。果てしない言葉の表現に、時にぶれながら、時に確固たる、尾崎ならではの世界観に迫る。

<ミュージシャン/尾崎世界観 プロフィール>
1984年、東京生まれ。高校在学中からバンド活動を始め、工場やコンビニ、製本所などで生計を立てながら音楽を続ける。2001年ロックバンド「クリープハイプ」を結成し、2012年にメジャーデビュー。2016年には、小説「祐介」で小説家デビュー。2020年、4年半ぶりの小説「母影」(おもかげ)が第164回芥川賞の候補となる。

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2021年3月7日(日)後11・00~11・30

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