千原ジュニア、伊野尾慧、池田エライザらと共に戦争を考える『#あちこちのすずさん』8・12放送

エンタメ総合
2022年07月21日
『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』©NHK

8月12日(金)放送の『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』(NHK総合 午後7時30分〜8時42分)に片渕須直、千原ジュニア、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、黒柳徹子、池田エライザの出演が決定。コメントが到着した。

およそ80年前の太平洋戦争を生き抜いた、映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのような人物を探して#(ハッシュタグ)でつなげる「#あちこちのすずさん」プロジェクト。今年は片渕須直、千原ジュニア、伊野尾慧、黒柳徹子、池田エライザを招き、『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』を放送する。

ウクライナで戦争が続き“戦火の中の暮らし”や“分断された家族”など、戦争が生み出すさまざまな現実を目にしたり、考えたりする時間がいつになく増えている。そんな今年は「戦争が“身近”になって…そして」をテーマに、視聴者の周りの“すずさん”エピソードを募集。

また、今回の放送ではVR空間に再現した「すずさんの家」に現代の若者がアバターとなって飛び込み、戦争中の暮らしを体感する。さらに、当時の若者たちを描いたアニメ作品を見ながら「現代の私たちと何が違うのか、同じなのか」「戦争の何が問題なのか」などを、戦争体験者やウクライナの人々と語り合っていく。

発表にあたり「この世界の片隅に」の監督である片渕は、「今年は特にウクライナでの戦争で、それまでふつうの生活を営んでいた人たちが、突然戦火の中に投げ込まれてしまった姿が、SNSなどを通じて目の当たりにされてしまっています。80年近く前の戦争がどんなものだったのかも含めて、“『戦争』が自分の身の回りにやって来る”とはどういうものなのか、感じていければ」と語る。

伊野尾も「今年は“戦争は他人事だ“と言いにくい状況になっているけれど、じゃあ僕は自分なりに戦争をどうとらえればいいのか? 皆さんの生き方をヒントに考えたいです」とメッセージを寄せた。片渕、千原、伊野尾、池田によるコメント全文は以下を参照。

片渕須直 コメント
『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』片渕須直

世界中から戦火が絶えることがないのは悲しむべきことなのですが、今年は特にウクライナでの戦争で、それまでふつうの生活を営んでいた人たちが、突然戦火の中に投げ込まれてしまった姿が、SNSなどを通じて目の当たりにされてしまっています。80年近く前の戦争がどんなものだったのかも含めて、「『戦争』が自分の身の回りにやって来る」とはどういうものなのか、感じていければと思います。

千原ジュニア コメント
『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』千原ジュニア

毎日のように戦争の報道がある中で例年以上に、この番組を放送する意義があるのではないかと感じております。
皆さんと一緒に戦争というものについて、深く向き合うことができればと思っております。

伊野尾慧 コメント
『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』伊野尾慧

僕が『#あちこちのすずさん』に参加し始めて今年で4年目。たくさんの戦争体験者にお会いしてきたけれど、生きた人の分だけドラマがあって、それぞれ全然違うことにいつも驚かされます。今年は“戦争は他人事だ“と言いにくい状況になっているけれど、じゃあ僕は自分なりに戦争をどうとらえればいいのか? 皆さんの生き方をヒントに考えたいです。

池田エライザ コメント
『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』池田エライザ

未来を彩る学生たちと、未来を守る私たち。なかなか語り合えない戦争のこと。
もっと話し合いたい戦争のこと。世代もルーツもそれぞれな私たちが学んだ先にはどんな言葉が生まれるのか、どんな希望が生まれるのか、と考えると今からドキドキします。

番組情報

『#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして』
NHK総合
2022年8月12日(金)午後7時30分~8時42分

出演:片渕須直、千原ジュニア、伊野尾慧、黒柳徹子、池田エライザ

プロジェクトの詳細:https://www.nhk.or.jp/special/suzusan/

©NHK