坂本昌行「ザ・ミュージック・マン」扮装ビジュアル公開 元純烈・小田井涼平がミュージカル初挑戦【コメントあり】

エンタメ総合
2023年01月16日

出演者コメント

坂本昌行

今回お披露目するハロルド・ヒルの扮装ビジュアルは、コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら臨みましたが、これからこの役を演じるに当たり「難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな」と感じました。
共演者の皆さんはバラエティに富んだ方々なので、果たしてどんなミュージカルが出来上がるのか楽しみです。王道スタイルのミュージカル作品ですが、この多彩なキャストの方々が集まることで、日本版ならではの『ザ・ミュージック・マン』が出来上がるのではないでしょうか。僕はいつも、「カンパニーがこの作品を愛して、楽しむ」ことが、作品をより良く成長させると思っています。役者が心から楽しんでないと、お客さまには見抜かれてしまうので、「作品を楽しむ、愛する」という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)。

花乃まりあ

たくさんの方に愛されてきた歴史あるこの作品に携われることを心からうれしく思います。また海外の演出家の方とお仕事をご一緒するのは、私にとって初めての経験です。お稽古場からどんな発見、経験、感動があるのか…とてもワクワクしています。そうそうたるキャストの皆さまとご一緒させていただけることに緊張もありますが、多くのことを学ばせていただけるありがたい機会だと感じております。
私が務めさせていただくマリアンは清廉潔白、真面目で、傍から見ると少し「お堅い」印象の女性ではありますが、ハロルドのユーモアあふれる明るさに対して、彼女のその「堅さ」、二人のバランスが面白いと感じています。また、恋によって彼女の心のやわらかな部分が見えてくる様子を大切に演じられたらと思っています。
役作り…という以前にですが、楽曲が本当に美しくて、聴いているだけで幸せな気持ちになれるので、ブロードウェイ版の音源を繰り返し聴いています。この楽曲の素晴らしさをしっかりお届けするためにも、歌のお稽古に丁寧に取り組みたいです。この作品、役を生き抜くことができたら、また新しい自分に出会えるような気がしています。私にとってとても大きな挑戦です。
楽しく心あたたまるストーリー、美しい楽曲と見ごたえ満載のダンス。暖かな陽射しが降り注ぐ春にぴったりな、王道ミュージカルです! どうぞご期待ください。

小田井涼平

「ザ・ミュージック・マン」出演が決まった時は素直にありがたいと思いましたし、ミュージカル未経験なので自分がどうなっていくのか、ドキドキとワクワクの入り混じった不思議な緊張感の中にいる今現在ですが、とにかく思いっきり楽しみたいと思っています。共演者の方々はそりゃもう、「すごい!」のひと言で自分がここに名を連ねることに正直ビビってます。共演の皆さんからいろんなすてき要素を盗みまくりたいと思ってます。
僕が演じるマーセラスは、冒険心や好奇心は満たされてない気がします。だからこそ、ハロルドというワイルドカードの存在に引かれ、いろんな仕掛けや手助けをしてるのかな?と。宝物を見つけたようなキラキラ感を持った大人を演じてみたいなぁ、と直感的に思っています。
今は日々のステージを先に控えたミュージカル本番を意識して歌ったり踊ったりしています。この作品への出演は、自分にとっての新たな一歩になるのではないかと思っています。できるだけたくさんのお客さまにご覧いただきたいと思いますし、僕と同じようにミュージカル未体験のお客さまにも足を運んでいただきたいと願っています。皆さんがこの作品を愛してくれるよう、日々葛藤したいと思います。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

藤岡正明

世界中で永く愛されてきた「ザ・ミュージック・マン」への出演が決まった時は、また新たな扉を開けて、新しい景色と出会えるという確かな実感を感じました。錚々たる、そしてお一人お一人が強い個性と実力、説得力のあるキャスト陣にちょっとビビりつつも、よく知っている方もたくさんいらっしゃるので、今から楽しみです!
僕が演じるチャーリーは、まだなんとも言いづらい部分ではありますが、「コミカルとシリアスの共存」という点を意識して演じられたらと、今現在は漠然と考えております。正直稽古に入ってみないと分かりませんが、今はただただダンスが不安でたまりません(笑)。もしかしたらこの作品がきっかけでダンサーに転向するようなことがあるかもしれないとドキドキしています!
こんな時代にわざわざ劇場まで足を運んでくださるんだから、たらふくおなかいっぱいになって帰ってもらわなくては申し訳が立たない! そんな気持ちで取り組んでいます。
「ザ・ミュージック・マン」は、きっときっとお客さまの心をほっこりと温めておなかいっぱいにできる作品だと個人的に確信しています。どうかお楽しみいただけますよう、全力で演じさせていただきます!

山崎大輝

今回が自分にとって初めてのブロードウェイ作品で、どのような手順や方法で作品が作られていくのか。それを一番近くで見て感じることができるのかと思うととても楽しみになりました! 共演する皆さんは、どの方々も役として説得力のある方ばかりで、より自分の役を全うしていけたらと思います。
僕が演じるトミーは、いろんな要素を持っている人物だなと思ったので、純粋な真っすぐさだったり、ハートフルさを大切に演じていけたらと思っています。この作品がなければこの後の自分はなかったと言える、そんな作品になりそうです。ミュージカルの素晴らしさ、音楽の素晴らしさをどんな人にも伝えられる、そんな作品が出来上がると思います。皆さまの心の笑顔が見れることを楽しみに作品づくりを頑張っていきます! お待ちしています!

水嶋凜

ダニエル・ゴールドスタインさん演出の作品に出演させていただけると決まった時は、とんでもなく大きな世界にこれから一歩踏み込ませていただくんだな、といった気持ちが大きく、まだ想像もつかない世界を想像して漠然としていました。同時に、こんな大きなチャンスを頂けたことがうれしくて、程よい緊張感とワクワク感が混ざりあったような感覚でした。
共演者の皆さんはさまざまな分野でご活躍されている方ばかりで、皆さんのお名前をお聞きした際はそれぞれの方からたくさんのことを、さまざまな角度で目いっぱい吸収したい!と思いました。
ザニータはとても天真らんまんで、自分の中で思ったこと感じたことをすぐハッキリと伝えられる、とても真っすぐなキャラクターだと感じました。少しの子供っぽさと、その中でも女性らしさを併せ持ったしぐさを見つけて、それを丁寧に一つ一つ作り込んでいけたらなと思っています。また、ザニータはとてもダンスの上手な女の子なので、そんな彼女の身軽さをちゃんと表現できるような体づくりを始めています。
以前出演させていただいたミュージカルでの役柄ではキャラクターの心情を歌ったものが多く、歌の中でストーリーが進むようないわゆるミュージカルらしい曲を歌ったことがありませんでした。なので前回とはまた異なる体験がたくさん待ち受けていると思いますし、私の中ではこれから先、演者としての人生においてミュージカル作品の基盤となる作品の一つになるのは間違いないと感じています。
歌、音楽、ダンス、笑いが満載のとってもすてきなこの作品を皆さんと共有できることを心から楽しみにしています。この作品を作りあげる上で欠かせないピースの一つであれるようにたくさんお稽古にも励みますので、 ぜひ観に来ていただけたらうれしいです。劇場でお待ちしております!

六角精児

自分がアメリカ発のミュージカルに出演できるなんて、夢のようだと思いました。共演者の皆さんは初めてご一緒する方が多いのですが、その分、何が出来るのか?ドキドキワクワクですね。あと、20年ぶりに坂本君と芝居をするのは楽しみです。
この作品でも、出演者との稽古や演出家とのミーテイングを経て、出来ることをしっかり積み重ねていきたいと思ってます。今は舞台に立つことを維持する、最低限のウオーキングやトレーニングをやっています。
ステージをやり終えたあとに、心地良い達成感が残る芝居がやれればと思っています。お客さまも、私たち出演者とともに劇場で「極上のひととき」を過ごしましょう!

森公美子

私は以前に博品館劇場で上演された「ザ・ミュージック・マン」(1985年)に出演しておりまして、多分カンパニーの中で、経験してるのは私だけではないでしょうか? その時はミセス・パルー役でした。とにかく楽しみです。
六角さんとは2回目の夫婦役でございます。藤岡君とも何度かご一緒してますが、ほぼほぼ皆さんとは初めてなので、すごく楽しみにしてます。坂本さんとは、V6の時にお会いしてました。
今回私が演じるユーラリー・シンは真面目な人だと思うのですが、旦那さんが町長ということもあり、少し、横柄なところもあり、しかしながらハロルドの魅力に、引き込まれて行く感じでしょうか? 作品としては、2回目なんですが、本当にクラシックなミュージカルなので、クラシックの要素もあり、レンジの広いミュージカルと思ってます。
ハロルド・ヒルに扮する坂本さんの、魅力がたくさん見られると思いますし、お子さんが観てウキウキする場面がたくさんあると思います。ぜひ劇場でお待ちしております!

剣幸

私は古き良き時代のオーソドックスな作品が大好きです。ヒュー・ジャックマンの好演で盛り上がっていると聞いていたこの「ザ・ミュージック・マン」にお声をかけていたただいて、飛び上がるほど、うれしかったです。ゴールドスタインさんがどのように演出してくださるのか、とっても楽しみです。
そして、初めてご一緒させていただく方が多いので、新しいコミュニケーションが生まれ、どんなカンパニーになるのか、ワクワクしています。
ミセス・パルーは、子供思いの肝っ玉母さんに見えれば、と思っています。娘や息子には、古い慣習にとらわれず、本当の意味で幸せになってほしいと願っている、心あたたかいお母さんでありたいです。
いろいろなことを経験させていただいた私にとっては、歌やダンスが満載のミュージカルは、”ふるさと” のような気がしています。厳しいけれどあたたかく、ほっとするところです。そこから飛び出してさまざまに挑戦ができるのも、この原点があるからこそ、と思っています。この作品の、うその中にある真実…それを信じようとする、人間の強さとあたたかさを感じてください。そして象徴とも言うべきパレードのシーンは、「ME AND MY GIRL」のランベスウオークや、「ハロー・ドーリー!」のパレードのシーンと同様、心沸き立つ圧巻な場面になると確信しています。つらいことも多い今の世の中ですが、ひととき忘れてご一緒に楽しんでいただけたら!

公演情報

『ザ・ミュージック・マン』

脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン
原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー
演出:ダニエル・ゴールドスタイン
振付:エミリー・モルトビー

出演:坂本昌行
花乃まりあ、小田井涼平、藤岡正明、山崎大輝、水嶋凜
六角精児、森公美子、剣幸

<アンサンブル>
今村洋一、植木達也、尾川詩帆、片岡栞、伽藍琳、後藤裕磨
今野晶乃、佐々木誠、管谷孝介、鈴木昌実、鈴木大菜、多岐川装子
常川藍里、富田明里、中村ひかり、新橋和、松谷嵐、門馬和樹、蘆川晶祥

【東京公演】
2023年4月11日(火)~5月1日(月)日生劇場

【愛知公演】
2023年5月6日(土)・7日(日)御園座

【大阪公演】
2023年5月13日(土)~15日(月)梅田芸術劇場メインホール

【静岡公演】
2023年5月20日(土)・21日(日)静岡市清水文化会館マリナート・大ホール

【福岡公演】
2023年5月26日(金)~28日(日)博多座

製作:東宝
公式サイト:https://www.tohostage.com/themusicman/

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