坂本昌行主演のミュージカル『ザ・ミュージック・マン』（4月11日（火）より東京・愛知・大阪・静岡・福岡にて上演）より、坂本の扮装ビジュアルが公開。さらに作品を彩るメインキャストが解禁された。
作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』は、1957年にブロードウェイで初演されると『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞しロングランを記録。その勢いは止まることなく、1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットを記録、2003年にもテレビ映画化されるなど、欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカルとなっている。
日本でもこれまで何度も上演されており、最近ではブロードウェイでヒュー・ジャックマンを主演に迎えたバージョンが大ヒット上演された名作ミュージカルが、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾る。演出は、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタイン。
楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公、ハロルド・ヒル教授を演じるのは、約30年にわたって多くの名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。そしてハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー役には、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は映像や舞台作品への出演に加え、情報番組のリポーターを務めるなど活躍の場を広げている花乃まりあ。
ハロルドの古い仲間マーセラス役には、昨年末に15年間在籍したムード歌謡コーラスグループ「純烈」を卒業し、今後のソロ活躍に注目が集まる小田井涼平。本作がミュージカル初挑戦となる。
ハロルドの同業者チャーリー役には、グランドミュージカルに数多く出演し、アーティスト活動も精力的に行う藤岡正明。町長の娘ザニータのボーイフレンドであるトミー役には、「スリル・ミー」「チェーザレ 破壊の創造者」など話題作の出演が続く山崎大輝。町長の娘ザニータ役には、昨年上演のミュージカル「シンデレラストーリー」で初舞台にして初主演に抜てきされた期待の新人、水嶋凜。
さらにリバーシティを治めるシン町長役には、独特の存在感を放ち、どんな役も自在に演じ分ける六角精児。町長の妻ユーラリー役には、圧倒的な歌唱力と持ち前の明るいキャラクターで幅広い世代から高い支持を集める森公美子。そして、マリアンの母ミセス・パルー役には、長年ミュージカル界を牽引し続け、実力と信頼を兼ね備えたベテラン女優・剣幸が決定した。出演者コメントは次ページに掲載。
