元駅伝ランナー・和田正人が『全日本大学駅伝』応援ナビゲーターに就任「“今年こそ快走するんだ!”という思い」

エンタメ総合
2023年10月01日
『長谷工グループ スポーツスペシャル 秩父宮賜杯 第55回 全日本大学駅伝』©テレビ朝日

和田正人が、11月5日(日)に放送される『長谷工グループ スポーツスペシャル 秩父宮賜杯 第55回 全日本大学駅伝』(テレビ朝日系 午前7時45分~午後1時40分)の応援ナビゲーターを務めることが決定。コメントが到着した。

出雲駅伝、箱根駅伝とともに“学生三大駅伝”と呼ばれている、全日本大学駅伝。毎年11月の第1日曜日に名古屋・熱田神宮から三重・伊勢神宮まで8区間、106.8キロで競い合う。シード校や全国8地区の選考会を勝ち抜いてきた代表25校と、オープン参加の日本学連選抜、東海学連選抜の計27チーム、216選手が伊勢路を駆け抜け、大学駅伝日本一が決定する。

最大の特徴といえるのが、終盤2区間。2018年に行われた区間距離のリニューアルにより、7区、8区が長距離区間となり、優勝争いが終盤までもつれ込むようになったのだ。前半の出遅れも十分取り戻せる距離だけに、最後まで目の離せないレースが繰り広げられる。

テレビ朝日系列では、今年も熱き戦いを生中継。今年は“古豪”日本大学出身の駅伝ランナーという経歴を持つ俳優・和田正人が「応援ナビゲーター」として中継に初参加。自身も経験した“伊勢路”を分かりやすく、そして面白く伝えていく。

大学時代4年間、陸上部に所属し、全日本大学駅伝は2度、箱根駅伝は2度の出走経験を持つ和田。俳優として数々の話題作で活躍しながらも、陸上経験者として大学駅伝はもちろん、マラソンや高校駅伝、女子駅伝などさまざまな大会をチェックして、SNSでその魅力を発信。独自視点による分析は解説者顔負けのものばかりで、陸上界のフォロワーも多く、大きな話題となっている。

1979年生まれの和田の同学年には駿河台大の徳本一善監督(法政大出身)をはじめ、オリンピアンや日の丸を背負ったことのある選手が名を連ねており、現在、陸上界で監督やコーチを務める人が多数。陸上界の中でも交友関係が広い和田だからこそ、大学駅伝のウラ話や選手&監督の新たな一面を引き出してくれるに違いない。

和田は、オファーを受けた背景に「大事な忘れ物を取りに戻って来た」という感覚があったと告白。1999年、2000年と伊勢路に挑んだが「正直、僕にとってふがいない結果しか残せなかった。ものすごく悔しくて…。その思いをずっと持ち続けていきました」と、心の片隅に当時の悔しさが残っていたと明かす。

だからこそ、今回「23年の時を経て過去の悔しさを払拭し、“今年こそ全日本大学駅伝を快走するんだ!”という思い」で、新たな役割に挑むことを決意。「全力で応援して、皆さんに全日本大学駅伝の面白さ、楽しさ、魅力を一生懸命伝えていきたい」と意気込みを語った。

また「学生スポーツ、特に駅伝には今、この瞬間にしか流せない汗や涙などいろいろなリアルが詰まっていて、皆さんが心の底から見たいと思うドラマが必ずあります。心から感動したい、熱くなりたい、盛り上がりたい…そういった興奮を手にしたければ、ぜひ見ていただきたい」と視聴者に熱いメッセージを寄せた。和田によるコメント全文は以下を参照。

和田正人 コメント
『長谷工グループ スポーツスペシャル 秩父宮賜杯 第55回 全日本大学駅伝』©テレビ朝日

◆ご自身の『全日本大学駅伝』の思い出を教えてください。

正直、僕にとってはふがいない結果しか残せなかった、という思いが強い大会です。特に、初めてチャレンジした大学2年の全日本大学駅伝では2区を任されて区間17位。まったく思いどおりに走れなかったんですよね…。そのときの悔しさが自分を磨くきっかけにはなったのですが、再び挑戦した大学3年のときも6区を走って区間4位。順位的には悪くなかったものの、実はうまくコンディションのピークを合わせることができず、到底納得いく結果ではなかったので、ものすごく悔しくて…。その思いをずっと持ち続けていました。
今回、応援ナビゲーターを引き受けさせていただいたのは、“大事な忘れ物を取りに戻って来た”といいますか、23年の時を経て過去の悔しさを払拭し、“今年こそ全日本大学駅伝を快走するんだ!”という思いからです。今年は55回という記念大会でもありますし、この役割をお任せいただいたことはとても光栄! 全力で応援して、皆さんに全日本大学駅伝の面白さ、楽しさ、魅力を一生懸命伝えていきたいと思っています。

◆応援ナビゲーター就任について、陸上界の皆さんからはどのような反応が寄せられましたか?

先日、青山学院大学の原晋監督にお伝えしたら、「えっ! 当日、和田君がスタジオにいるの?」と驚いていらっしゃいました(笑)。これまでラジオ解説やインタビュー、取材などで駅伝や陸上に関わらせていただいてきましたが、生中継のスタジオに呼んでいただけるなんて、僕自身もめちゃくちゃ驚いています。

◆和田さんが思う、今大会の注目ポイントを教えてください。

前評判では、昨年度三冠(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)を達成し、大会3連覇中の駒澤大学が飛び抜けているといわれていますが、三冠を達成した後だからこその難しさもあるはずで、やはり4連覇は簡単なものではないと思います。“打倒駒澤”を狙うチームがいかに出てくるか…。どの大学にも、必ずチャンスはある! 今年の全日本大学駅伝はまた面白い時代の幕開けになるんじゃないかな。みんなが最後までハラハラするような展開になるといいなと、駅伝ファンの1人として楽しみにしています。

◆“応援ナビゲーター”として視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

学生スポーツ、特に駅伝には今、この瞬間にしか流せない汗や涙などいろいろなリアルが詰まっていて、皆さんが心の底から見たいと思うドラマが必ずあります。そういう意味でも、この全日本大学駅伝は世の中にさまざまあるコンテンツのトップレベルだと思います。心から感動したい、熱くなりたい、盛り上がりたい…そういった興奮を手にしたければ、ぜひ見ていただきたいですね!

番組情報

『長谷工グループ スポーツスペシャル 秩父宮賜杯 第55回 全日本大学駅伝』
テレビ朝日系
2023年11月5日(日)午前7時45分~午後1時40分

©テレビ朝日