堂本光一主演ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』再演決定&全キャスト発表【コメントあり】

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2時間前
『チャーリーとチョコレート工場』
『チャーリーとチョコレート工場』

堂本光一主演で2023年に帝劇で日本版が初演されたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』が、2026年に再演されることが決定した。

原作の『チョコレート工場の秘密』は、1964年の出版以来、児童文学として長らく世界的なベストセラーとなっているロアルド・ダールの小説。ウィリー・ウォンカの工場では、世界の子供達に愛されるウォンカ・チョコレートが生産されていたが、その製作工程は秘密となっていた。ある日、ウォンカは、世界で売られるウォンカ・チョコレートのうち5枚だけ、ゴールデンチケットを入れることを宣言する。チケットを手に入れた子供は工場に招待され、そのうち1人にはすてきなご褒美がもらえるという。工場に招かれた5人の子供とその家族は、ウォンカの案内で、信じられないような、驚くべき体験をする…。

1971年と2005年に2度の映画化を果たし、後者はティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画で、その独創的なビジュアルは高い評価を得た。

さらに、小説を原作にしたミュージカル版は、2013年6月から英ウェストエンド「TheatreRoyal,DruryLane」(ドルリー・レーン劇場)で初演。2013年12月にはウェストエンドの週間チケット売り上げ最高記録を達成し、以降2017年1月までロングラン上演。2014年ローレンス・オリヴィエ賞で衣裳デザイン賞、照明デザイン賞を受賞。新作ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞、ミュージカル助演男優賞、装置デザイン賞、振付賞にノミネートされ、2017年4月から、米ブロードウェイ「Lunt-Fontanne Theatre」(ラント・フォンタン劇場)で上演を果たしている。

日本版の上演にあたっては、オリジナル初演版の演出を踏襲して再現する「レプリカ・ミュージカル」ではなく、新演出、新たな表現に挑む才能豊かなクリエイターが集結した。

日本版翻訳・演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛け、全世界から好評を博し、オリジナル・翻訳を問わず、話題の演劇/ミュージカル作品を数多く手掛けるウォーリー木下。

訳詞は、ジャンルを越えた数多くのヒット曲の作詞、近年はオリジナル・ミュージカル作品の作・作詞・楽曲プロデュースを手掛け、ミュージカル『シカゴ』『キンキー・ブーツ』などの訳詞で高い評価を得ている森雪之丞。

振付は日本のみならず世界のストリートダンスバトルにおいて数々のチャンピオンの座を長年に渡って獲得、堂本光一の楽曲でも数多くの振付を手掛けるYOSHIEと、誰もが認める実力派のJAZZダンサーであり、近年ミュージカルの振付でも注目される松田尚子。

また、美術や衣裳など本作のビジュアル面を統括する「アートディレクション」を新たに設定。日本のカワイイ文化を代表するアーティストとして世界的に評価され、個性豊かでカラフルな東京を作品で体現する増田セバスチャン。

さらに、作品世界を独創的なセットで表現した美術の石原敬、ニューヨークを拠点にファッションシーンで活躍する衣裳の小西翔、ブロードウェイでの活動も経験し、多彩に活躍するヘアメイク&ウィッグのSAKIEが参加。

バラエティ豊かな豪華キャストも『チャーリーとチョコレート工場』の世界を創り上げた。

昨年24年間の歴史に終止符を打った『SHOCK』シリーズや『ナイツ・テイル-騎士物語-』でミュージカル主演としても広く認知される堂本光一が、ウィリー・ウォンカをオリジナリティのある役作りで演じ好評を博した。

ゴールデンチケットを引き当て、チョコレート工場で驚くべき体験をする少年、チャーリーの母で、夫を亡くし貧しくも家族を必死で支えるバケット夫人役に観月ありさ。

チャーリーと共にチョコレート工場に足を踏み入れる子供たちの保護者として、肥満児オーガスタスの母親で、バイエルンで肉屋を営むグループ夫人役に『レ・ミゼラブル』のレジェンド・鈴木ほのか(初演は森公美子とのWキャスト)。

何でも一番でないと気が済まない娘・バイオレットの父親・ボーレガード氏役に芋洗坂係長。

ロシアの富豪のわがまま娘・ベルーカの父親・ソルト氏に『ナイツ・テイル』でもおなじみの岸祐二。

コンピューターオタクでひきこもりのマイクの母親・ティービー夫人役に『マリー・アントワネット』の彩吹真央。

そして、かつてウォンカの工場で働いていた経験を持ち、チャーリーの夢をかなえさせてやりたいと願っているチャーリーの祖父・ジョーじいちゃん役を小堺一機が演じた。

待望の再演は、2026年3月27日~31日に埼玉・ウェスタ川越(オープニング公演)、4月7日~29日に東京・日生劇場で上演されるほか、5月に福岡公演、6月に大阪公演を予定している。

堂本光一 コメント

堂本光一です。
『チャーリーとチョコレート工場』、オープニング公演は2026年3月27日から31日まで、
ウェスタ川越、そして4月7日から29日まで日生劇場で公演を行います。
世界中いろいろなところで公演が行われている『チャーリーとチョコレート工場』ですが、僕としては日本の『チャーリーとチョコレート工場』が一番じゃないかと…!
あまり自分が出ている作品でこういう言い方をすることはないのですけど、自信を持ってお送りしたいなと思っております。
自分としては日生劇場という場所も、本当に久しぶりです。
ずっと『SHOCK』を帝国劇場で演じさせていただいたのですが、その前に一度、日生劇場に立ったことがありまして、それ以来となります。本当に楽しみにしております。
ぜひ多くの方に『チャーリーとチョコレート工場』をご覧いただきたいと思っております。
よろしくお願いします。

観月ありさ コメント

2023年の日本版初演から3年、再演として『チャーリーとチョコレート工場』が帰ってくることに私自身もとてもワクワクしています!
再びバケット夫人として舞台に立てることにも喜びでいっぱいです。
座長の堂本光一さんはじめ、素晴らしいクリエイティブ・スタッフとキャストが再集結し、また共に「チャーリーとチョコレート工場」の世界を作れることがとても楽しみです。
子役たちもまた新たなメンバーになるので、今度はどんなチャーリーに出会えるのか、新たなチャーリーとの出会いも楽しみにしています。
たくさんの方々に『チャーリーとチョコレート工場』の世界観を感じていただけたらうれしいです!

小堺一機 コメント

また“ジョーじいちゃん”を演じられるなんて!こんなうれしいことはありません!
堂本光一座長の元、プロフェッショナルなスタッフ、キャストと夢の世界を創り上げお客様に喜んでいただける舞台にするために精進いたします!
劇場でお会いしましょう!

ウォーリー木下(日本版翻訳・演出)コメント

甘みと苦味。複雑な香り。食べすぎると体に悪いし、鼻血も出る。でもやめられない中毒性がある。チョコレートの話でもあるし、僕が作りたいエンターテインメントの話でもある。「チャーリーとチョコレート工場」はまさしく僕にとってやりたいことがかなった“夢の工場”だ。それもこれも、座長の光一さん演じるファンタジックなのに人間味のあるウォンカを筆頭に、名だたるキャストの皆さんの演技の素晴らしさと、スーパースタッフが集まって作り上げた唯一無二の世界観のおかげです。再演もうれしいですが、できればどこかのテーマパークでロングランを!

ストーリー

チャーリー・バケットは、心優しい男の子。
愛にあふれる働き者の母親(観月ありさ)やジョーじいちゃん(小堺一機)たちと手を取り合いながらささやかに暮らしている。唯一の楽しみは年に一度、「ウォンカのとびきり最高めちゃうまチョコ」を自分の誕生日に買ってもらうことだ。
一方、人間不信に陥り世間から身を隠し、自らのチョコレート工場に閉じこもり続けているウィリー・ウォンカ(堂本光一)、またの名をキャンディー・マン。
彼はある計画を進めていた…。
ある日、驚くニュースが世界中を駆け巡る。あのウォンカのチョコレート工場が公開されるというのだ。しかも案内役はウォンカ自身。
5枚のゴールデンチケットをチョコレートに忍ばせて、それを引き当てた者が工場見学に参加できるという。
そのニュースにチャーリーも跳びあがらんばかりに喜ぶが、チョコレートを買うお金はどこにもない。しかしニュースでは、次々とコンテストの当選者が発表されていき、とうとう残りの1枚にまでなってしまう。
あきらめかけたその時、チャーリーに奇跡の瞬間が訪れる…。
5人の当選者たちの運命、そしてウォンカの真の目的とは。
謎めいたチョコレート工場の扉がいま、開かれる。

公演情報

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』

2026年3月27日~31日:ウェスタ川越(オープニング公演)
2026年4月7日~29日:日生劇場
2026年5月:福岡公演
2026年6月:大阪公演

<キャスト>

ウィリー・ウォンカ…堂本光一
バケット夫人…観月ありさ
グループ夫人…鈴木ほのか
ボーレガード氏…芋洗坂係長
ソルト氏…岸祐二
ティービー夫人…彩吹真央
ジョーじいちゃん…小堺一機
チャーリー・バケット(トリプルキャスト)…小金輝久/瀧上颯太/古正悠希也
オーガスタス・グループ(ダブルキャスト)…有澤奏/渡邉隼人
ベルーカ・ソルト(ダブルキャスト)…寺田美蘭/原ののか
バイオレット・ボーレガード(ダブルキャスト)…木村律花/吉田璃杏
マイク・ティービー(ダブルキャスト)…大園尭楽/小山新太

Amane AYUBO 梅津大輝
おいら 大久保胡桃 小宮海里
佐藤志有 佐藤マリン 鈴木昌実
聖司朗 茶谷健太 津覇菜々
鶴岡政希 西口晴乃亮 西田健二

花陽みく 馬場礼可 樋口祥久
船﨑晴花 細田和花
隈元梨乃(SWING) 佐渡海斗(SWING)

<クリエイティブ・スタッフ>

脚本:デイヴィッド・グレイグ
音楽:マーク・シェイマン
歌詞:スコット・ウィットマン/マーク・シェイマン
原作:ロアルド・ダール
映画版楽曲:レスリー・ブリカッス/アンソニー・ニューリー
日本版翻訳・演出:ウォーリー木下
訳詞:森雪之丞
振付:YOSHIE・松田尚子
アートディレクション:増田セバスチャン
音楽監督:塩田明弘
美術:石原敬
照明:藤井逸平
映像:鈴木岳人
音響:山本浩一
衣裳:小西翔
ヘアメイク&ウィッグ:SAKIE
歌唱指導:亜久里夏代
稽古ピアノ:宇賀村直佳/若林優美
オーケストラ:東宝ミュージック/ダット・ミュージック
演出助手:平戸麻衣
舞台監督:三宅崇司
プロデューサー:齋藤安彦/松本宜子
製作:東宝

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