ホラー界最恐タッグが放つ映画「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」場面写真解禁

映画
2020年05月22日

 イーライ・ロスが制作を手がけ、「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビが監督を務めた映画「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」より、場面写真と監督コメントが公開された。

 本作で描かれるのは、迷宮のような惨劇の館に足を踏み入れてしまった6人の若者たちに待ち受ける絶望のスパイラル。「キャビン・フィーバー」や「ホステル」「デス・ウィッシュ」などを世に出した、鬼才イーライ・ロスがプロデューサーとして本作の恐怖の仕掛け人となる。

 そんなロスのプロデュースの下で監督を務めたのは、「クワイエット・プレイス」で“音を立てたら即死”という衝撃設定を生み出した脚本家コンビ、スコット・ベックとブライアン・ウッズだ。「クワイエット・プレイス」と同時期に脚本執筆が進められたという本作は、過去のホラー映画へのリスペクトを表明しつつ、お化け屋敷という舞台装置を21世紀のホラーとして機能させることに成功している。

 この度解禁された場面写真に写るのは、ピエロ、ゴースト、吸血鬼、ゴブリン、ゾンビ、ウィッチといった不気味なマスクを被った殺人鬼たちの姿。一見、普通のお化け屋敷の演者にも見える彼らが実は殺人鬼であるという巧妙な罠の下、無残に襲われる若者たちの恐怖が窺い知れるカットだ。

 スコット監督は「ホラーというジャンルへのラブレター」として『クワイエット・プレイス』と『ホーンテッド』の脚本を書き上げたと語る。そして前者が「ホラーという“ブランド”に捧げる僕たちのポエムで、古くさいジャンルの常識を超えようとする僕たちの試み」であるならば、後者はその逆なのだと。

 本作「ホーンテッド」は古典期スラッシャー映画の回帰であり、「クワイエット・プレイス」と同時に産まれた作品ではあるが、両作品の立ち位置は相反するものであることを語ったスコット監督。そんな思いが込められた映画「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」は、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて近日公開を予定している。

<作品情報>
「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて近日公開

監督・脚本:スコット・ベック、ブライアン・ウッズ
プロデューサー:イーライ・ロス
キャスト:ケイティ・スティーブンス、ウィル・ブリテン、ローリン・マクレーン
配給:リージェンツ

<ストーリー>
米イリノイ州に住む大学生ハーパーは、ルームメイトに誘われるままパーティーに繰り出す。せっかくのハロウィンの夜、お化け屋敷に行ってみよう−−。6人の大学生たちは町外れの街道沿いに建つ“究極のお化け屋敷”という名のアトラクションへ。
同意書にサインし、ルールに従って携帯電話を入り口に預け、ドキドキしながら中へと入っていく。最初のうちは肝試し気分だったが、ひとりが腕を負傷したことで状況は一変。出口は見つからず、そればかりか惨殺死体が転がり始めた。
そう、この館はマスクをつけた殺人鬼たちが殺しのためにつくった真のホラーハウスだった−−。

<WEB>
公式サイト:https://haunted-movie.jp/

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