山田孝之主演「ステップ」7・17公開決定!シングルファザーと娘の10年間を描く

映画
2020年07月03日

山田孝之主演映画「ステップ」が、7月17日(金)より全国劇場にて公開決定した。新型コロナウイルスの影響により公開を延期していたが、今回は当初の150館を上回る規模での公開予定となっている。

本作の原作は、「とんび」「流星ワゴン」などを代表作にもつ小説家・重松清による同名小説。30歳という若さで妻に先立たれた主人公とその娘が、周囲との交流を通して成長していく10年間の軌跡を描いた感動作で、累計発行部数は8.5万部を記録している。

主人公で等身大の父親・健一を演じるのは、山田孝之。健一や娘の美紀を温かく見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が集結した。監督は、「虹色デイズ」「笑う招き猫」「大人ドロップ」などを手掛けた飯塚健。主題歌の「在る」は、秦基博が映画のために書き下ろした楽曲だ。

当初の公開予定から約3ヶ月半の月日を経て公開日が決まったことを受けて、飯塚監督は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい」と力強いコメントを寄せた。

また、本作の高尾沙織プロデューサーも「この作品で描かれる、突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです」と語っている。コメント全文は、以下を参照。

<コメント>
■飯塚健監督
生活が一変してしまうことがある。当たり前だと思っていた日常が奪われ、途方に暮れることすらままならない。突然、妻が逝き、夫は2才の娘と残された。始めなければならない、ベビーカーを泣きながら押す日々。悲しみに呑み込まれそうになりながら、やがて悟る、それが完全に癒える日など来ないということ。悲しみは乗り越えるものじゃなく、ずっと寄り添っていくしかないものだということ。
そうやって一歩一歩育ってゆく、10年に渡る家族の物語です。ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい。

■高尾沙織プロデューサー(エイベックス・ピクチャーズ)
今まで当たり前に会えていた人たちと、会えない日々が訪れたことで、今まで以上に、家族や友人など大切な人に想いを馳せる時間が増えたように感じています。これから生活様式がどのように変化したとしても、大切な人を想う気持ちは変わらないと思います。この作品で描かれる、突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです。
是非、映画館でご覧ください。

<動画>
映画「ステップ」予告編

<作品情報>
映画「ステップ」
2020年7月17日(金)より全国ロードショー

原作:重松清「ステップ」(中公文庫)
監督・脚本・編集:飯塚健
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余 貴美子、國村隼 ほか
主題歌:秦基博「在る」(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックス・ピクチャーズ

<STORY>
健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。結婚3年目、30歳という若さで突然妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日が始まった。
そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる妻と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。
美紀の保育園から小学校卒業までの10年間。様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと“家族”への階段を上る。泣いて笑って、少しずつ前へ。

<WEB>
公式サイト:https://step-movie.jp/
公式Instagram:@step2020movie
公式Twitter:@step2020movie

©2020映画『ステップ』製作委員会