12月4日（金）に全国公開の映画「サイレント・トーキョー」より、爆破テロがもたらす混沌とした世界を表した予告編映像と本ポスタービジュアル2種が解禁された。
『アンフェア』シリーズなど数多くのベストセラーを世に送り出した人気作家・秦建日子が楽曲「Happy X-mas（War Is Over）」にインスパイアされ、執筆した小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を実写映画化した本作。
監督は『SP』シリーズを手掛け、迫真のアクションやハリウッドクオリティのVFXで日本映画の新時代を切り開いた波多野貴文。『アンフェア』×『SP』という最強タッグのもと、主演の佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊をはじめオールスターキャストが集結している。
クリスマス・イブの東京で突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件と、それに巻き込まれた人々の群像劇を圧倒的なリアリティとともに空前のスケールで描く、予測不能のサスペンス・エンターテインメント大作だ。
この度、本作の予告編映像が解禁。物語の舞台はクリスマス・イブの東京。Awichの「Happy X-mas（War Is Over）」が奏でられる中、東京タワーはいつにも増して美しく輝き、幸せなクリスマスの日常がそこにはあった。
しかし、連続爆破テロの容疑者・朝比奈仁（佐藤）の「俺が計画を立てた」の言葉に端を発し、それまでの日常は非日常へと一変する。「日本はテロに屈することはない」という磯山毅首相（鶴見辰吾）の演説を嘲笑うかのように犯行声明が出される中、刑事の世田志乃夫（西島）は新人刑事の泉大輝（勝地涼）とともに犯人の行方を追うことに。
事件に巻き込まれた主婦・山口アイコ（石田）は、爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太（井之脇海）に鬼気迫る表情で「私たちは監視されている」と訴えかける。
犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美（広瀬アリス）は、何者かに「私、犯人を知っています」と告白。IT企業家・須永基樹（中村倫也）は犯人を追う世田と格闘の末、「あんたが殺してくれよ」と叫ぶなど、登場人物たちの怒涛のセリフが展開されていく。
刻一刻と爆破予告のタイムリミットが迫る中、クリスマスに沸き立つ群衆が事件の物珍しさもあって続々と犯行現場である渋谷スクランブル交差点に押し寄せた。事態は混沌を極め、カウントダウンが響き渡る中、仁の「メリークリスマス」という言葉とともに遂に渋谷は爆破され、東京が一瞬にして静まり返るという衝撃的な光景が広がる。
果たして、東京1,400万人の運命は？仁が放つ「まだ始まったばかりだ」の意味するものとは？政府・警察・マスコミ・一般市民、様々な思惑が交錯する中、未曾有の大事件に隠された日本全体をも揺るがす衝撃の真実とは？突如降りかかった連続爆破テロがもたらす、混沌とした世界を表す予告映像だ。
本作の撮影は2019年10月から12月にかけて行われ、撮影期間中のエキストラ動員数はなんと延べ1万人。中でも、渋谷スクランブル交差点をほぼ原寸大で再現したセットでの撮影では、1日最大1,200人ものエキストラが全国各地からセットの建設地である栃木県足利市に集結した。
渋谷駅の改札や地下鉄の入口に無造作に描かれた落書き、そして道路にへばりついたガムと塗装のはがれの1つをとっても、本物と見違えるほどの再現度の高さとなっている。こうした細かな装飾と日本最先端のVFXが融合し、実際に渋谷スクランブル交差点で撮影されたかのようなド迫力のシーンが完成。爆破直前のシーンは、出演キャストと大勢のエキストラが共に熱演を繰り広げ、今は見ることのできない“密集した”貴重な映像となった。
併せて、2種類のポスタービジュアルも初公開。崩壊した渋谷をとらえたポスターは、未だかつて誰も見たことのない惨状に圧倒されてしまうだろう。聖夜に暗雲が立ち込め、降りしきるのは雪かはたまた灰か…。街頭ビジョンに映し出された登場人物の表情はどこか物悲しく、その中に不気味だがある種の美しさも感じる赤いプレゼントがひっそりと置かれている。
一方、東京タワーをはじめ東京の名所が描かれたポスターは、一見美しいクリスマスの夜景をバックに登場人物が描かれたビジュアルだ。しかし、それぞれの写真のフレームに注目していくと、浮かび上がってくるのは「TOKYO IS OVER」の言葉。クリスマスという幸せな日常に連続爆破テロという非日常が忍び寄るさまを、「聖夜に、絶望を。」というコピーとともに表現している。
＜動画＞
本予告
＜作品情報＞
「サイレント・トーキョー」
2020年12月4日（金）公開
出演：佐藤浩市 石田ゆり子 西島秀俊／中村倫也 広瀬アリス 井之脇海 勝地涼 ほか
エンディングソング：Awich「Happy X-mas（War Is Over）」（ユニバーサル ミュージック）
原作：秦建日子「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」（河出文庫刊）
監督：波多野貴文
脚本：山浦雅大
＜WEB＞
公式HP：https://silent-tokyo.com/
公式Twitter：＠SilentTokyo2020
公式Instagram：＠silent_tokyo2020
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