門脇麦と高良健吾の気品溢れるウェディング写真が解禁!「あのこは貴族」特別映像も

映画
2021年01月19日

2月26日(金)に全国公開される映画「あのこは貴族」より、主人公の華子を演じた門脇麦とその夫役を演じた高良健吾のウェディング写真と本編シーンが解禁された。

都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた本作。主人公の箱入り娘・華子に門脇麦。地方から上京し、自力で生きる美紀役を水原希子が演じる。

代々東京の中心地に居を構える良家の箱入り娘・華子。結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かることではじめて焦りを感じ始めた彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。

後に、門脇演じる華子と水原演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息だ。

今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウェディング姿が映し出されている。2人が並び立つ姿は気品に溢れ、神聖な空気すらも感じとれそう。

特に門脇はシンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着した。

さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁された。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う場面だ。

そんな中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れるシーンとなった。

なお、このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影されたという。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、選ばれた本物だけが入れる空間を演出するのに一役買っている。

門脇は、高良との芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったそう。「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影を振り返った。

劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。控えめなセリフと表情を通し、これ以上にないほどその様を雄弁に表現してみせた門脇の演技は圧巻だ。2月26日(金)の全国公開に向け、ますます期待が高まる。

動画

映画「あのこは貴族」特別映像〜結婚式〜

作品情報

「あのこは貴族」
2021年2月26日(金)全国公開

監督・脚本:岨手由貴子
出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ ほか
原作:山内マリコ(「あのこは貴族」集英社文庫刊)
配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ

公式サイト:anokohakizoku-movie.com
公式Twitter&公式Instagram:aristocrats0226

©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会