山田裕貴、吉沢亮の“イケメン”秘話明かす「言われ過ぎていて覚えていないって(笑)」

映画
2021年07月20日

映画「東京リベンジャーズ」大ヒット御礼舞台あいさつ

公開中の映画「東京リベンジャーズ」の大ヒット御礼舞台あいさつが7月17日に行われ、吉沢亮と山田裕貴が登壇した。

原作は「週刊少年マガジン」で連載中の、和久井健による漫画「東京卍リベンジャーズ」。3月に累計発行部数1,000万部を突破したばかりだが、重版に重版を重ね現在では累計発行部数2,500万部を超える大ヒットに。

そんな本作の実写映画は7月9日の公開から7日間で早くも興行収入10億円突破。大ヒットを記念して、劇中の人気キャラクターが多数所属する東京卍會(トーマン)の“無敵”の総長・マイキー役の吉沢、“熱き”副総長・ドラケン役の山田による舞台あいさつが、全国327会場をライブビューイングでつないで実施された。

この大ヒットについて吉沢は「撮影当時はコロナで撮影が止まったりしてものすごく不安だったんです。でもその間にアニメが人気になったりして、皆で苦しい想いをして頑張ってきた分、今すごい追い風がこの映画を推してくれているなという感じがしていますね。俺らマジで“リベンジャーズ”だな、と(笑)」と喜びを語った。

ドラケンの側頭部を剃り上げる特徴的な髪形を地毛で再現した山田は「このキャラはこういうビジュアルというのが原作ファンの方にとってはすごい重要なので、まず寄せてからがスタートだなと思っていました」とコメントした。

吉沢も「ビジュアルを合わせていくことで役がなじんでいくというのもありますし。(金髪の)マイキーはカツラなんですけど、地毛でいうと僕は(映画冒頭に出てくる)“黒髪”マイキーの方に注力していましたので、冒頭の衝撃に備えてください(笑)」と地毛で挑んだ黒髪のマイキーに自信を覗かせた。

劇中のマイキーとドラケンは最強コンビだが、プライベートでも非常に仲の良い2人。出会った時の印象について、山田は「僕は戦隊出身で彼がライダー出身なんです。舞台あいさつが一緒だった時にメイク部屋で隣になって『ものすっごいイケメンですね』って言ったんですけど、言われ過ぎていて覚えていないって言われるんです(笑)」とエピソードを披露。吉沢は「言われ過ぎていて印象に残ってないですね(笑)」と応じ、会場を笑わせた。

さらに吉沢は2人の一番印象に残っているエピソードとして「打ち上げでほぼ初対面にもかかわらずディープなキスをした」という撮影裏話を明かした。

今回の共演を通して互いの印象は変わったかという質問には、2人共が変わっていないと回答。しかし、吉沢は「緊急事態宣言で撮影が止まった時に、どうモチベーションをつないでいったらいいだろうとリモート飲みで山田君に相談したんです。その時に『いつ始まるか分からない状況で分からないものに対して不安を持ち続けるよりも、一回全部忘れて自分が好きなことをやって、やれるって決まったらそこから本気出せばいいんだよ』って言われて。めっちゃイケメンやん! って思って、僕は救われましたね」と山田の魅力を再認識したという。

山田も「あまり表に出さないですけど彼はものすごく熱くて、お芝居に妥協したくないというのを考えている人なんです。イケメンってよく言われますけど、そこだけじゃない良さがお芝居の中にあるのは一緒にやらせていただいていても分かります。僕は彼の芝居が好きですし、自分の目指すものが明確にあるのは昔から変わっていないです。変わらずに大きくなっていますね」と吉沢をベタ褒めした。

最後に山田は「撮影開始から約1年半たってようやく公開できました。この作品に携わっている全ての人の想いが皆さんに届けばいいなと思っています。先ほどビジュアル面に関する質問がありましたけど、見てもらったら分かると思いますが、皆の心が熱い作品になっていますし、それが伝わる作品になっていると思います。ぜひそこを見ていただければと思います」とコメント。

吉沢は「シンプルに泣けるし、熱くなれるし、こういうドストレートな映画って近年なかなかないんじゃないかなと思います。こういうものこそエンタメだよなと。本当に面白い映画になっていると思います」と作品への思いを語った。

映画「東京リベンジャーズ」
2021年7月9日(金)全国公開

出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗/間宮祥太朗/吉沢亮

原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』連載中)
監督:英勉
脚本:髙橋泉
主題歌:SUPER BEAVER「名前を呼ぶよ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:tokyo-revengers.jp

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