又吉直樹&行定勲監督が映画「劇場」製作秘話を語る『マンスリー・シネマセッション』

映画
2021年09月16日
「マンスリー・シネマセッション」
「マンスリー・シネマセッション」

又吉直樹と映画監督の行定勲が出演するWOWOWオリジナル配信番組『マンスリー・シネマセッション』が、9月20日(月・祝)よりWOWOWオンデマンドで配信される。

WOWOWでは、9月20日(月・祝)後9時より、又吉による初の長編恋愛小説を行定監督が映画化した「劇場」を放送・配信。それにあわせ、毎月クリエイターを迎えてトークする『マンスリー・シネマセッション』に又吉と行定監督が出演する。

9月のテーマは「劇場」。進行役に映画評論家の松崎健夫を迎え、又吉と行定監督が特に印象的だったシーンや、小説と映画の違い、現場でのこだわりなど貴重な製作の裏側を語る。

「劇場」の映画化に至った経緯を聞かれた行定監督は「原作を一気に読み終わった瞬間に、ラストシーンが浮かんだ。このアイデアを誰にも奪われたくないと思いすぐに動き始めました」と明かす。劇場公開時には、原作とは違う描かれ方になっているラストシーンが大きな話題に。演劇の演出も手掛ける行定監督ならではの手法で、男女の距離を巧みに表現したラストシーンについて「お客さんがラストシーンを見た時に、余韻が残るものにしたかった」という行定監督に、又吉は「見事でしたし、映画のラストはこれしかないと思いました」と語った。

又吉は、主人公・永田を演じた山﨑賢人について「永田ってどうしようもないやつなんで、あの山﨑さんが演じることに想像がつきませんでしたが、永田の不器用さをしっかりと表現してくださっていて面白かったですね」とコメント。行定監督は「イケメンでありながら、ここまでどうしようもないのは、演出として効果的だなと思いました。山﨑賢人でないと『劇場』の空気は生み出せなかった」と振り返る。

他にも、行定監督の思い入れのあるシーンや又吉の好きなシーン、そして、二人の創作術も語られ 「劇場」をより楽しむことができる番組になっている。

さらに、WOWOWでは「『劇場』放送記念!又吉直樹原作特集」を同日に放送・配信。又吉の直筆サイン入り原作本が当たるキャンペーンも実施する。

放送・配信概要

『マンスリー・シネマセッション:「劇場」原作 又吉直樹×行定勲監督』
WOWOWオンデマンド
2021年9月20日(月・祝)配信スタート

映画「劇場」
WOWOW シネマ/WOWOW オンデマンド
2021年9月20日(月・祝)後9・00~

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/detail/171421/-/01

『「劇場」放送記念!又吉直樹原作特集』
WOWOW シネマ/WOWOW オンデマンド
2021年9月20日(月・祝)
後6・45「火花(2017)」
後9・00 「劇場」
後11・30 「凜-りん-」
深1・00 「僕の好きな女の子」

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