マット・デイモン&ベン・アフレックが24年ぶり脚本タッグの秘話明かす 映画「最後の決闘裁判」

映画
2021年09月23日
© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

10月15日(金)公開の映画「最後の決闘裁判」より、24年ぶりに脚本タッグを組んで参加したマット・デイモンとベン・アフレックの脚本制作秘話が明らかになった。

本作は、リドリー・スコット監督が、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして2019年にエミー賞主演女優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー。

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」以来、24年ぶりに脚本タッグを組んだマット・デイモンとベン・アフレックの脚本制作秘話が明らかになった。

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」にはマット、ベン共に俳優としても出演。マットはこの作品で、アカデミー賞のほか、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞で主演男優賞にノミネートされた。同じ夢に向かって切磋琢磨した長年の親友同士が、長い時間をかけて作り上げた脚本とその演技で一躍世間の注目を集め、アメリカン・ドリームをつかみとった。

本作は、そんな彼らが24年ぶりにタッグを組んで脚本を手掛けたというのも大きな見どころのひとつ。マットは「グッド・ウィル・ハンティング旅立ち」の脚本を手掛けた当時について「僕たちは20歳とか22歳だった。あの頃はとても非効率的だったんだ。キャラクターのことは理解していても構成というものが分かっていなかったからね。脚本を何千ページと書いても、完成した映画の中では全然使われなかった」と膨大な時間と労力を費やして脚本を仕上げた裏話を明かす。「それがきっと、こんなに長く脚本を書くことから離れていた理由なんだ。二人とも忙しくなってそんな非効率なことはできなくなっていたからね」と、これまで脚本を手掛けてこなかった理由に言及。

それに対し、本作の脚本作りは「あの頃とは全く違うプロセスだった」と振り返る。「物事がとても素早く進んでいくことに驚いた。今回の脚本は6週間くらいで仕上がって…」と驚きの制作秘話を明かしている。24年の時を経たいま、満を持して挑んだことで、俳優として、プロデューサーとしての多くの経験とキャリアが詰め込まれている脚本に期待が膨らむ。

マット&ベンから指名される形で本作の監督に就任したリドリー・スコット監督は「(マットは)とりつかれたように『羅生門』の話をしていたよ。私は一つの行為が登場人物3人の視点で、それぞれ描かれるというポイントにひきつけられたんだ」と彼らが作り上げた脚本を絶賛している。

登場人物3人の視点で物語が描かれる本作では、決闘裁判に臨む騎士カルージュ(マット)とル・グリ(アダム)の脚本パートをマットとベンが担当。裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリット(ジョディ)のパートを担当する形で、ニコール・ホロフセナーが脚本に加わっている。

ベンいわく「勇敢で強さを持ったキャラクターのマルグリットにひかれたんだ。今日的な意味があって、とてもワクワクして、カタルシスや共感をもたらす物語なんです」と原作の魅力を明かしつつ「何が本当のことなのかを知るためにリサーチし、映画にまとめる中で、ジョディ演じるマルグリットのパートを書き上げるには女性が書かなければいけない」と感じていたという。

24年分の成長を詰め込み、何倍にもパワーアップしているマットとベンの脚本に、「ある女流作家の罪と罰」で第91回アカデミー賞の脚色賞にノミネートされるなど、高い評価を受けるニコールの脚本がコラボレーション。三者三様の声を効果的に捉える見事な物語が誕生した。

作品情報

「最後の決闘裁判」
2021年10月15日(金)公開

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