星野源が新垣結衣出演「ゴーストブック おばけずかん」主題歌を書き下ろし「踊ってしまう呪いをかけた」

映画
2022年05月25日
「ゴーストブック おばけずかん」の主題歌を担当する星野源

7月22日(金)公開の山崎貴監督の最新作「ゴーストブック おばけずかん」の主題歌を星野源が担当することが決定した。

本作は、“大人が知らないベストセラー”として子供たちに愛される児童書「おばけずかん」の世界を圧倒的なVFXで映像化した実写映画。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける数々の試練、新たな出会い、そして別れを描く。

主人公は、総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香。山崎監督に見いだされた4人がおばけに立ち向かう子供たちを体当たりで演じる。さらに先生役で4年ぶりの映画出演となる新垣結衣、子供たちが「おばけずかん」を手に入れるために訪れた古書店の謎の店主役で神木隆之介が出演。“図鑑の試練”として子供たちの前に立ちはだかるおばけたちの声を釘宮理恵、下野紘、杉田智和、大塚明夫、田中泯が担当する。

このたび、本作の主題歌を星野源が担当することが決定。音楽家・俳優・文筆家とさまざまな分野で活躍の場を広げ続ける星野。音楽面では2010年にソロデビューを果たし、2015年にはリリースした8ndシングル「SUN」が大きな反響を呼び、『紅白歌合戦』に初出場。翌2016年に発表した、自身も出演した『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」のミュージックビデオはYouTubeの再生回数が2億回を突破するなど、社会現象を巻き起こした。

TVアニメ『SPY×FAMILY』エンディング主題歌「喜劇」も大ヒット中の星野が、本作のために書き下ろした新曲は「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」。イントロからポップな曲調で始まり、サビには「おばけがでるぞ」「うらめしや」というフレーズも使用されるなど、原作のテーマでもある“こわいけど、おもしろい!”と重なるような歌詞で「人間とおばけ」という、それぞれ決して交わるはずのない世界線を簡単に超えるような“歌って踊れる”楽曲に仕上がっている。さらに、おばけの声を担当している釘宮、下野、杉田もサビにコーラスとして参加している。

この主題歌が使用された予告映像も解禁。どんな願いもかなえてくれる一冊の本「ゴーストブック」を開いてしまったことで、おばけたちのいる世界に迷い込んでしまった子供たち。カレーをおいしそうに食べるかわいらしい図鑑坊(釘宮)の姿をはじめ、くるくると高速回転をして追いかけてくる山彦(杉田)から逃げる一樹(城)たちや、ペンキの入った水鉄砲を撃って一反木綿(下野)と戦う湊(吉村)と瑤子先生(新垣)、体中に付いた目を飛ばして攻撃している百目(大塚)、子供たちをぶら下げて空を歩く雲梯など、子供たちがおばけと奮闘する様子が描かれている。

そんな子供たちの姿と星野が歌う「おばけがでるぞ」「おばけはいるぞ」という主題歌のリズムが重なり、まるでおばけが子供たちとの交流を楽しんでいるかのような心が弾む映像となっている。

星野源 コメント

彼岸と此岸の境がなくなり、あの世とこの世が入り乱れ、異なる世界が混ざり合って、人間と人間以外が一緒に踊れるような楽曲を作ろうと思いました。
制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われたので、来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました。
遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです。

監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン:山崎貴 コメント

ふと気づくとサビが頭の中で鳴っていて、おばけのように取り憑かれてしまいました(笑)。
今回の映画の不思議な世界にヒュッと連れて行ってくれるチケットのような曲を作ってもらえたと思っています。
そのパワーは優しそうでありながら計り知れなくて、まさに星野さんそのもののような存在感を発揮しながら、たくさんの観客の皆さんを巻き込んでくれそうです。
『その曲を聴いてはいけない。聴いたら最後』

企画・プロデュース:山田兼司 コメント

コロナ禍が広がった2020年に、「どんな過酷な試練も、子供たちだったら乗り越えていける。」
そんな思いが、準備中の本作に自然と宿されました。
同時に、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらう。
そのための主題歌が必要だと考えていました。
その時、真っ先にお願いした理想のアーティストが星野源さんです。星野さんにしか生み出せない、子供と大人の境界を超えて支持される、ポップで深い歌詞と楽曲で、ゴーストブックの世界におきる化学反応を期待したのです。そして今、一度聴いたら心に残る最高のゴーストソングが誕生しました。ぜひ映画とともに楽しんでいただければと思います。

  1. 1
  2. 2