岡田准一×坂口健太郎「ヘルドッグス」全員ヤバい！濃厚キャラクター紹介映像解禁

9月16日（金）公開の岡田准一主演映画「ヘルドッグス」から、キャラクター映像が解禁された。

本作の監督・脚本を担うのは、「関ヶ原」（2017）、「検察側の罪人」（2018）、「燃えよ剣」（2021）など数々のヒット作を生み出す原田眞人。主演は、「関ヶ原」「燃えよ剣」に続き原田監督との3作品目のタッグとなる岡田。岡田は技闘デザイン（アクション振り付け）も担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。

岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨て復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”。その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会（とうしょうかい）」への潜入という危険なミッションを強要される。

兼高とバディを組む室岡秀喜を演じるのは坂口健太郎。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。警察のデータ分析によると、2人はなんと相性＜98％＞。警察は兼高に対し、室岡にけんかを売り、それをきっかけに東鞘会・神津組（こうづぐみ）へ潜入するよう指示を出す。もちろん2人の相性は抜群で、互いの心の隙間を埋めるようになくてはならない存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。

そんな彼らを取り巻くキャラクターも、一筋縄ではいかない猛者たちがずらり。兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら、兼高とも関係を持つ刺激大好きグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏役に松岡茉優。東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人で、兼高＆室岡のボスとなる漢気100%人情組長の土岐勉役に北村一輝。さらに東鞘会に恨みを持ち、マッサージ師として組織内部に入り込む潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶ、東鞘会・七代目会長の十朱義孝をアーティストであり俳優のMIYAVIが演じる。

解禁されたのは、主演の岡田、そして坂口、松岡、北村、大竹、MIYAVIの6人の登場人物にスポットを当てたキャラクター映像。

闇落ちした元警官・兼高（岡田）は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、復讐に燃える狂犬と化した最狂の男。元警官らしく「罪は償ってもらう」と口にはするものの、その凶暴さと強さはヤクザ組織の中でもトップレベルだ。

そんな兼高と相性98％を誇るバディとなるのが、凶暴＆食いしん坊の手に負えないサイコボーイ・室岡（坂口）。興奮しながら銃を振りかざすイカれた様子を見せ、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な男・室岡が唯一、心を許したのが兼高だった。映像内では、室岡が「これってやりすぎ？」と発するシーンも。

妖艶な魅力を放つのは、東鞘会・神津組のボス・土岐（北村）の愛人で、刺激がお好きな恵美裏（松岡）。背中にある美しい鳳凰のタトゥーが印象的で「おだまり」と男たちを一蹴する強気な姿勢と、兼高や室岡にも負けず劣らず、男勝りな生き様を貫く姉御肌な極道の女。その半面、優しい笑顔で魅力を振りまく愛嬌もあり、ボスの土岐を魅了する。そんなしたたかで肝の座った恵美裏は、兼高とも恋仲に。

人情と漢気を併せ持つ東鞘会・最高幹部の土岐は、兼高と室岡のボスでもあり、二人を高く評価する一本筋の通った昔ながらのヤクザ者。東鞘会のトップである会長秘書を務める熊沢（吉原光夫）、武闘派幹部の大前田（大場泰正）と共に「東鞘会三羽烏」の一人として組を支える。

そんな危ない面々を束ね、関東最大のヤクザ組織である東鞘会のトップに君臨するのが戦闘力最強の「東鞘会」会長・十朱（MIYAVI）。美しく聡明、華奢に見えても高い戦闘力を誇り、日本のみならずアジアへ勢力を伸ばすという野望を持ったインテリヤクザ。「闇の奥は深いぞ」という闇社会を知り尽くした十朱が見据える先にあるものとは…。

さらに典子（大竹）が、東鞘会に潜入する兼高に警察からの指示を受け渡す情報伝達係として暗躍する。表の顔は、兼高も常連のすご腕マッサージ師であり、その腕は「東鞘会」最高幹部の大前田から声が掛かるほど。しかし東鞘会に息子を殺されて以来、復讐の時を虎視眈々と狙い続ける強き母親という裏の顔を持ち、「素性がバレることはないね」と冷静さを欠かさず、猛者たちの動向を鋭いまなざしで監視している。