山田裕貴×松本まりか「夜、鳥たちが啼く」ポスター&場面写真公開 中村ゆりか、カトウシンスケら追加キャストも解禁

映画
2022年08月30日
「夜、鳥たちが啼く」©2022 クロックワークス

山田裕貴主演、松本まりか共演の映画「夜、鳥たちが啼く」(12月9日(金)全国公開)より、ポスタービジュアル、場面写真が解禁。さらに森優理斗、中村ゆりか、カトウシンスケら追加キャストが発表された。

本作は、「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」などで知られる作家・佐藤泰志が、函館ではなく関東近郊を舞台に描いた短編小説「夜、鳥たちが啼く」(所収「大きなハードルと小さなハードル」河出文庫刊)を映画化。

脚本は同2作を手掛けた高田亮、監督は高田の助監督時代からの盟友で、近年「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」などジャンルを問わず話題作を生み出し続け、高い評価を得る鬼才・城定秀夫。

内に秘めた破壊衝動と葛藤する売れない小説家の主人公・慎一を演じるのは、「東京リベンジャーズ」「燃えよ剣」「余命10年」など、多彩な役柄で観客を魅了し続ける山田裕貴。

そして離婚を機に、息子と共に慎一の元に身を寄せるヒロイン・裕子を、内田英治監督、タナダユキ監督、紀里谷和明監督、松本優作監督など、気鋭の監督作品への出演が絶えない松本まりかが演じる。

人生を諦めかけた小説家と、愛を諦めかけたシングルマザー。二人は身を寄せ合い、いびつな「半同居」生活をスタートさせる。傷つき、壊れかけかけていた二人は、やがてお互いの傷を癒やすように強く求め合うようになっていく…。傷つくことを恐れ、他者との深い関わりを避けて生きようとしながらも、人生を灯す一筋の光を見つけようともがく生身の人間の姿を、山田、松本が静謐かつ鮮烈な熱演で描き出す。

そんな本作に出演する追加キャストが解禁。裕子の息子・アキラ役に森優理斗、慎一の元を去る恋人・文子役に中村ゆりか、裕子の別れた夫で慎一の友人でもある邦博役にカトウシンスケ。そして藤田朋子、宇野祥平らも共演する。

ポスタービジュアルは、慎一と裕子がどこか沈んだ表情で正反対を向く物憂げな雰囲気が目を引くデザインに。ブルーと紫、そしてかすかに感じ取れる絶妙な光が差し込まれた繊細な色合いは、美しく、そして徹底的に優しく映し出される映画の世界観を表現し、本編への期待を膨らませる。

あわせて解禁となった場面写真では、飲み屋街をうつろな目で一人歩く慎一の姿や、キツいまなざしで向かいに座る女性を見据える裕子の姿が切り取られ、彼らの奥底に拭いきれない鈍い痛みが存在することを感じさせる。一方で、二人で瓶ビールを飲み交わす姿や、慎一、裕子、アキラの3人が親子のように優しく笑う、希望を感じさせるシーンもとらえている。

作品情報

「夜、鳥たちが啼く」
2022年12月9日(金)新宿ピカデリーほかにて公開

出演:山田裕貴、松本まりか
森優理斗、中村ゆりか、カトウシンスケ/藤田朋子/宇野祥平、吉田浩太、縄田カノン、加治将樹
監督:城定秀夫
脚本:高田亮
原作:佐藤泰志「夜、鳥たちが啼く」(所収「大きなハードルと小さなハードル」河出⽂庫刊)
製作・配給:クロックワークス

公式HP:yorutori-movie.com

©2022 クロックワークス

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