吉田美月喜「忘れられない夏になりました」 常盤貴子とW主演映画「あつい胸さわぎ」予告編が解禁【コメントあり】

映画
2022年10月04日
「あつい胸さわぎ」メインビジュアル

2023年1月27日(金)公開の映画「あつい胸さわぎ」が東京国際映画祭に出品されることが決まり、予告編も解禁された。

若年性乳がんを患った主人公・千夏(吉田美月喜)と、子離れできない母・昭子(常盤貴子)の複雑な親心を描く本作。吉田と常盤がダブル主演を務め、奥平大兼、前田敦子、佐藤緋美らが出演する。

解禁された予告編で流れる楽曲は、Hana Hopeがこの映画のために書き下ろした「それでも明日は」。揺れる娘と母の気持ちを曲として形作り、エモーショナルなシーンに浸透するような歌声で物語を表現した。

公開に先駆け、本作は東京国際映画祭NipponCinemaNow部門に出品。10月24日(月)にレッドカーペット、10月29日(土)に初披露上演となる。吉田、常盤ほか各キャストのコメントは下記に掲載。

予告編

コメント

吉田美月喜

オーディション前に台本を読ませていただいたとき、この作品の優しい空気と千夏の大きな葛藤を同時に強く感じ、なんとも言えない気持ちになりました。
「あつい胸さわぎ」が初の長編映画主演だったので、クランクインから撮影が終わるまで役に対して悩むこともあったのですが、まつむら監督、常盤貴子さんを初め、キャスト、スタッフの皆様にたくさん支えていただき、現場では千夏にただひたすら真っ直ぐ向き合うことができました。
私自身も撮影中18歳で千夏と同い年でしたが、私にとっても千夏にとっても絶対に忘れられない大切な夏になりました。

常盤貴子

スタッフ、キャストの皆さんがとても大らかで、和やかな日々でした。日本のアマルフィといわれる和歌山県「雑賀崎」での撮影では特に、地元の方々と立ち話をしたり、漁港でとれたてのお魚を買って帰ったり。「雑賀崎住人の昭子」になれたようでした。映画が完成したら、またひょっこり訪ねてみたい…その時はよろしくお願いします!!

奥平大兼

この映画は作品を通して、僕にたくさんのことを教えてくれた作品です。僕はこの作品で光輝という役を、1年前の夏に演じることができて、そして、まつむら監督やキャストの皆さんと出会えて、本当によかったなと今でも思っています。撮影現場はとても明るくて、当時の僕にはとてもまぶしかったです。この作品には見た人を惹きつける力があると思います。僕にはそれがまだ言葉でどうお伝えしていいいか分からないので、もう一度見てみようと思います。皆さんも、この作品を見て何か感じてくれるとうれしいです。

前田敦子

撮影中ずっと思っていたことがあります。まつむら監督の映画を撮りたい作りたいという熱い思いに感動しっぱなしでした。登場人物みんながそれぞれ人間らしく、思いやりがあり、いろいろ抱えていても前向きな生き方をしています。ひたすらにちなっちゃん! ちなっちゃん! ちなっちゃん! って心で叫んでいました。完成した映画には優しさが詰まっています。皆様に見ていただける日を楽しみにしています。

三浦誠己

心の成長期は幾つになっても終わりはありません。そんなことを感じさせられた作品でした。また何度も監督の笑顔に助けられた現場でした。まつむら監督ありがとうございます! そしてコロナ禍の中、協力して下さった方々に心より感謝いたします。素晴らしい映画が完成しました。ぜひ、劇場でご覧ください!

佐藤緋美

短い期間の出演でしたが、とても恵まれた撮影だったと思います。監督の温かい雰囲気が現場を包んでいました。少女が少しずつ今を受け入れていく中で、ター坊という大事な人になれて幸せでした。

石原理衣

作家の純度が高い映画を作るために、どうしても自らがプロデューサーと俳優というかたちで挑戦したかった。上手に生きられない私たちが、誰かが誰かを想うっていいなと思えるような優しい映画をとても丁寧に作りました。ぜひ劇場でその優しさに包まれに来てください。

作品情報

「あつい胸さわぎ」
2023年1月27日(金)全国ロードショー

出演:吉田美月喜、常盤貴子 ほか

原作:横山拓也
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

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